検索
研修病院・コンテンツ・Instagramを検索
    新規無料会員登録
    アカウントをお持ちではありませんか?
    ログイン
    こちらもご利用いただけます
    1. トップ
    2. 国試過去問解説
    3. 国試過去問解説 肝硬変 国試(115B24)
    国試過去問解説 2026-08-12

    国試過去問解説 肝硬変 国試(115B24)

    e-residentが医師国家試験の勉強をサポート! どこよりも詳しい解説で合格への道を拓きましょう!

    115B24
    肝硬変患者の肝性脳症の誘因とならないのはどれか。

    答え
    不正解

    解説文はログイン後ご覧いただけます

    ログインする
    肝性脳症の誘因としてアンモニアが重要である。アンモニアはタンパク質のアミノ基の代謝や腸内細菌によるタンパク質の分解により生成する。肝硬変ではアンモニアを尿素に変える解毒能が低下するためアンモニアが上昇する。

    a 感染が起こると蛋白異化が亢進するためアンモニアが増加する。肝硬変により、アンモニアは解毒されず脳に達するため肝性脳症の誘因となる。よってaは〇である。

    b 脱水によって血液成分の濃縮が起こることで、高アンモニア血症をきたす。肝硬変では低アルブミン血症により脱水を起こしやすく高アンモニア血症をきたしやすい。よってbも○。

    c 便秘により腸内細菌によるアンモニアの産生がふえるため、肝硬変患者の解毒能低下により高アンモニア血症をきたし、肝性脳症の誘因となる。よってcも〇となる。

    d 蛋白制限をすることで、タンパク質の代謝によるアンモニアの産生が抑えられ、高アンモニア血症の改善につながる。肝性脳症の治療においては誘因をできるかぎり是正することが大事となる。よってdが×。

    e 赤血球に含まれるヘモグロビンなどのタンパク質が分解、吸収されることで蛋白源となり新たな窒素負荷となるため、消化管出血は肝性脳症の誘因となる。よってeは〇である。

    時間のある方は参考資料としてこちらをご覧ください。

    連載: 国試過去問解説