インタビュー

2022-01-01

和歌山県立医科大学附属病院 | 初期研修インタビュー

和歌山県立医科大学附属病院の初期研修インタビュー。全国病院からメッセージ・求める研修医、プログラム・募集要項、ジュニア・シニア・指導医・院長のインタビューを掲載。進路選択の判断材料としてお役立てください!

和歌山県立医科大学附属病院(卒後臨床研修センター)

〒641-8510
和歌山県和歌山市紀三井寺811-1
TEL:073-441-0575
FAX:073-441-0576
病院URL:https://www.wakayama-med.ac.jp/hospital/
卒後臨床研修センターURL:http://www.wakayama-med.ac.jp/med/sotugo/index.html


医師近影

名前 小山(こやま) 史恭(ふみちか) 研修医
出身地・出身大学 / 医師免許取得年度 鳥取県鳥取市・ 自治医科大学 / 2020年


医師近影

名前 中井 真衣(まい) 研修医
出身地・出身大学 / 医師免許取得年度 奈良県奈良市・ 和歌山県立医科大学 / 2020年

医師を目指したきっかけをお聞かせください。

小山
 小学生のときに頭部の手術をしたことがあり、その主治医の先生に「将来、何になるんだ」と聞かれたんです。私が「考えていないです」と答えると、「じゃあ医師になろうよ。一緒にやろう」と言われ、「分かりました」と返事をしたのがきっかけです。小学生のときにそう決めてから、そのまま医学部へ進みました。

中井
 私も小学生のときです。祖父が心筋梗塞で倒れたのですが、医療関係者の両親が対応しているところを見て、小学生ながら無力感を覚えました。私が大人になった時、目の前で倒れた大切な人のために自分も何かできるようになりたいと思いました。

学生生活ではどんなことが思い出に残っていますか。

小山
 自治医科大学は全寮制で、皆で衣食住をともにするのがとても楽しかったですね。寮生活が一番の思い出です。部活動ではフットサルをしていましたが、ゴルフ部に出向いて、一緒にゴルフをしたり、外で身体を動かすことが好きでした。

中井
 私はテニスしかしていないです(笑)。部活動中心の大学生活でした。西医体にも出ていて、1年生のときは1回戦敗退だったのですが、皆で頑張って練習を重ねました。私は4年生、5年生の2年間キャプテンをしていたのですが、4年生のときにベスト4、5年生のときに準優勝、そして6年生のときに優勝しました。先輩も後輩もいい人ばかりで、熱心に練習に取り組めたのが良かったのだと思います。ほかの思い出としてはポリクリですね。病棟で初めて患者さんとお話ししたときに医師を目指しているんだという実感が湧きました。ポリクリで一番興味を持ったのが循環器内科だったことも強く印象に残っています。

医師近影

大学卒業後、研修先を和歌山県立医科大学附属病院に決めた理由をお聞かせください。

小山
 自治医科大学の卒業生の初期研修先は自分の出身都道府県の病院なのですが、結婚している人は配偶者の出身地の病院に行ける制度があります。私は大学の同級生と卒業直前に結婚しており、妻の出身地である和歌山県に来ました。和歌山県の病院としては当院か、日本赤十字社和歌山医療センターが選べるのですが、大学病院で働いてみたかったですし、同期も大勢いる当院にしました。

中井
 私は和歌山県立医科大学出身なので、ポリクリのときから良い評判を聞いていましたし、和医大はそのまま大学病院に残る人も多いので、大学病院で研修している先輩方を見ると、楽しそうだなと思っていたんです。ほかの病院に行った先輩から「研修が始まるときに決められた診療科を回り、自由選択が2カ月しかない」と聞いたこともあったのですが、当院は必修科目を回る時期も自分で決められます。私は学生時代から循環器内科を目指していたのですが、関連する心臓血管外科やほかの内科など、回る科を自分で決めたいと考えていました。専門医制度が変わりましたが、J-OSLERの症例集めなどを考慮しながら回ることができるのも魅力です。内科医を目指すのであれば、当院は本当にお勧めですね。

和歌山県立医科大学附属病院に最初に見学に来られたときの印象はいかがでしたか。

小山
 私は見学をしませんでした(笑)。自治医科大学の卒業生にはマッチングがないので、初めて当院に来たのは入職する日でした。もちろん、ポリクリ先として当院や日本赤十字社和歌山医療センターに来ることもできるのですが、私は自分の地元である鳥取県立中央病院でポリクリをしました。

中井
 私はポリクリが当院だったので、それが見学を兼ねていました。私は仲のいい先輩方が多かったのですが、その先輩方が卒後臨床研修センターに戻ってくるときにとても楽しそうだったのが印象に残っています。いい雰囲気だな、私もここで初期研修をしたいなと思いました。

小山
 入職した日の印象は同期が多いなということでした。私たちは64人でスタートしたんです。2年目の初期研修医も同じフロアにいるので、120人以上がいたことに驚きました。

和歌山県立医科大学附属病院での初期研修はイメージ通りですか。

小山
 診療科が豊富なので、初期研修医の人数の割には一つの科に研修医が集中することがなく、皆が色々な科を回っています。でも研修医室に帰れば、そこがホームであり、皆がいることに安心します。オンオフの区別がつけやすい環境ですね。

中井
 外から見ていたときよりも楽しいです。和医大出身者だけでなく、小山先生のように他大学から来た人もいますし、新しい風が吹きました。同期が多いのはいいですね。友人も増えました。

小山
 他大学出身者は3分の1ぐらいです。大学病院にしては他大学出身者が馴染みやすいと感じます。私もすぐに馴染めました。馴染むまで2時間ぐらいしかかかりませんでした(笑)。

中井
 ここがホームだから、外の病院に行っているとホームシックになるんです(笑)。今では和医大での同級生よりも他大学から来た人と仲が良かったりしますし、研修が始まってからは誰がどこの大学出身なのか、気にならなくなりますね。

小山
 卒後臨床研修センターの事務局には「お母ちゃん」がいるんです。誰よりも働いていらっしゃいます。

中井
 遅い時間に研修センターに帰ってきても、「お母ちゃん」がいてくれるのでほっとします。

医師近影

プログラムの特徴はどんな点でしょうか。

小山
 自由度の高さは間違いなく日本一だと思います。1年目の4月に最初に回る科から自分で選べますし、全てが選択制です。厚生労働省が指定している必修科とその期間を満たせば、どの科でも自由に回れます。初期研修医の数がそれなりにいるので、好きな科を好きなように回れるのだと思います。外の病院も最大で11カ月回ることができますので、市中病院でコモンディジーズを多めに経験することも可能です。

中井
 私もローテート先を自由に決められることが特徴だと思います。最初に全てを決める必要はなく、3カ月ごとに決めていきます。実際回ってみたことで興味が湧いた科や良さを再認識した科をまた回ったり、専攻したい科が決まったあとで集中的に回ったりなど、途中で方向転換できます。同期が多い分、「この科を回ってみたら、とても良かったよ」という評判も聞けますし、科の良さが口コミで広がり、人気の科ができたりもします。先輩方にも尋ねたり、自分の将来を考えながら計画を立てていけるのはいいですね。和歌山研修ネットワークを利用して外の病院に行けば、大学病院と市中病院の違いも分かります。私も外の病院にもいくつか行かせていただき、いい経験ができました。

小山
 和歌山研修ネットワークは県内に9病院あります。これ以外に、和歌山県立医科大学附属病院の協力病院が多数ありますし、県内の病院の中では当院が最多の協力先を持っています。また、初期研修医のリーダーも同期に男女1人ずついて、中井先生は女性のリーダーです。

中井
 卒後臨床研修センターの事務局と初期研修医との間の連絡係をしたり、3カ月ごとに皆の希望を聞いて研修先を決めていくのが主な仕事です。とても大事な仕事ですが、枠の数が多いので、最初は希望が被ることがあっても、そのあとはほとんど被らないので、そこまで苦労はしていません。協力病院を含めて回れる選択肢が多いので、希望が通らずに悔しい思いをすることがほぼありません。

小山
 大満足の初期研修です。

院外での研修はどちらに行かれたのですか。

小山
 私は日本赤十字社和歌山医療センターと南和歌山医療センターに行きました。市中病院は大学病院とは患者さんの層も違いますし、大学病院にせよ、市中病院にせよ、どちらかにずっといたら疾患が偏ってしまいそうですが、大学病院と市中病院の両方に行けるプログラムだと、様々な症例をまんべんなく診ることができます。

中井
 私は橋本市民病院と新宮市立医療センターに行きました。これから公立那賀病院にも行きます。1年目は大学病院にいたのですが、2年目になり、色々なことが分かってきた頃に市中病院に行くと、責任を持ってコモンディジーズを診られます。市中病院に行く優先権は2年目の初期研修医にあるので、2年目になると外に出やすくなります。

どのような姿勢で初期研修に取り組んでいらっしゃいますか。

小山
 2年間というのは限られた年数ですので、一つ一つの科で吸収できるものは吸収したいと思いながら取り組んでいます。また、当院は教育体制が整っていますし、自分でやっていることをきちんと指導していただくためにも、朝早く出勤することを心がけています。早い時間に出勤し、自分なりに考えをまとめ、朝のうちに指導医の先生にその日の方針などを伺って、それをまとめてから動き出すと、目的を持ってその日を過ごすことができます。それは自分が何かを勝手にすることがないように、許可を得ておくためでもあります(笑)。大学病院は朝早く出勤する熱心な先生方が多いので、私が早く行っても目立たないのがいいです。そこで浮いてしまうと、研修しづらいですしね。

中井
 それは母数が多いことの良さですよね。人数が少ないと人間関係も大変そうです。私も初期研修の2年間はとても貴重だと思っています。私は3年目からは循環器内科に行く予定なのですが、循環器内科しか診られない医師にはなりたくないし、どんな患者さんが来ても、自信と責任を持って診たいと考えています。そのため、初期研修中は初期研修でしかできないことを今のうちにやろうと取り組んできました。当院の救急の研修は素晴らしい内容になっているので、救急はもちろんですが、外科や循環器内科以外の内科も積極的に回りました。逆に循環器内科はあまり回っていません。2年では足りない初期研修でした(笑)。

指導医の先生のご指導はいかがでしょうか。

小山
 非常に優しく、丁寧なご指導です。大学病院だからかもしれませんが、遅くまで残っての指導にあまり抵抗がなさそうな先生方なので、時間を気にせずに指導を受けられます(笑)。いい意味で、指導に対する時間を割いてくださいますね。また、手技を積極的に経験させてくださいます。症例数が多いからか、上級医の先生方には、研修医の症例を奪ってガツガツやらねばという考え方があまりなく、その分、初期研修医に回ってきます。必要な手技を何でもさせていただけることも当院の初期研修の特徴でしょう。

中井
 上級医の先生方の人数が多いので余裕がありますし、教育的で、アカデミックな先生方も多いです。上級医の先生方が少ないと忙しくなりすぎて、あまり構っていただけないこともあるかもしれませんが、大学病院の良さはやはり教育的なことですね。研修医数も多く、先生方も研修医の扱いに慣れているので、どういうふうに教えたら伸びるのかといったことを分かったうえで教えてくださいます。

和歌山県立医科大学附属病院での初期研修で勉強になっていることはどんなことでしょう。

小山
 病棟管理です。特に救急では病棟管理を任される機会が多いので、上の先生方にフォローしていただきながら、様々なことを学んでいます。

中井
 初めの頃は手技でした。ルートをとるところからさせていただき、成長するにつれて、担当することを増やしていただきました。そして一人で検査をオーダーしたり、治療の方針を立てていくのですが、指導医の先生の目が行き届いているので、安心して相談でき、相談しながら診療できる環境が整っています。また、大学病院には論文を書かれている先生方が多いので、論文指導や学会発表の指導も受けています。そうした指導が手厚いのは大学病院ならではだなと感じています。

何か失敗談はありますか。

小山
 自分がやりたいという気持ちがどうしても強くなり、率先してやりすぎてしまうことがあります。それで「誰に許可を取ったんだ」と怒られたりしますので、気をつけています(笑)。でも、しっかりフォローしてくださるし、私たちのやる気に合わせて、先生方も熱意を持って指導してくださっています。

中井
 初めての手技にはかなり緊張もしますし、手技は患者さんにも影響が及びますので、指導医の先生も厳しいです。CVも入れるところまでいかなかったことが何回もあります。CVは感染リスクもあり、適当に済ませられるものではありません。機会も多くいただいていますが、機会が多い分、手技の恐ろしさも含め、理論立てて勉強していかないといけないと痛感しました。

当直の体制について、お聞かせください。

小山
 回数は少なく、月に1、2回です。というのも、初期研修医は同期が60人ほどいますが、1年目2人、2年目1人という形で分担しているからです。ただ、2年目になると、外の病院に出ていく人も多いので、外の病院に行っている人が多いときは月に2~3回になります。初期研修医のほか後期研修医の先生が2~3人と救急科の上級医の先生が1人います。

当直では、どんなことが勉強になっていますか。

小山
 重症疾患がかなり来ますので、そこへの対応は経験として勉強になっています。

中井
 当院でも外の病院でも当直しますが、夜は昼間よりも人手が少ない中で対応するので、しっかり働かないといけないですし、その緊張感も味わえますね。夜に呼ばれることが最初は、どきどきしました。私は循環器内科を志望しているので、夜に呼ばれることは将来のための練習です。当院では見守ってくれる先生方がいらっしゃるので、怖い思いをしたり、大きな失敗をしたことはありません。先生方に見守られながら当直できました。

医師近影

カンファレンスの雰囲気はいかがですか。

小山
 救急科のカンファレンスが印象に残っています。救急科の研修プログラムでは基本的に病棟管理がメインになるので、カンファレンスではまず前日入院の患者さんについて発表します。今後のプランも考えたうえで管理していかないといけないですし、先のことについても勉強が必要で、勉強していないと叱られてしまいます(笑)。

中井
 私は最初に回った脳神経内科が印象的でした。脳神経内科の疾患はとても難しく、診断がつくまでに長くかかります。初期研修医にも発表させてくれる時間があり、私もしっかり考えて発表したのですが、上の先生方がそれをもとに議論を飛び交わせていらっしゃいました。最新の論文の話が出たり、分からない用語も出てくるので、カンファレンスで聞いたことをメモして、あとで勉強することの繰り返しでしたが、こんなに専門的な先生方の議論を聞ける場があるのはいいなと思いました。何となく診療するのではなく、先生方が話し合って、一人の患者さんの治療方針を決めていくところが大学病院ならではで良かったです。

コメディカルの方たちとのコミュニケーションはいかがですか。

小山
 看護師さんは優しいですし、大学病院なので、他職種の方も大勢いらっしゃって、知識豊富なので、質問するとすぐに答えていただけます。とても働きやすいです。

中井
 大学病院は研修医数も多いので、皆さんがとてもフレンドリーに接してくださいます。救急科の看護師さんは仕事のできる方ばかりで、看護師さんから学べることも色々とありました。看護師さんとは距離が近く、看護師さんのお蔭で助かったと思えたこともよくあります。

研修医同士のコミュニケーションは活発ですか。

小山
 とても活発です。研修医室では色々な話をしますし、救急科を回るときは皆で寝泊まりするような感じで、楽しく過ごしています。

中井
 研修医室で皆とよく話していますので、活発だと思います。

寮もありますか。

小山
 寮はありません。皆が近くに物件を借りて住んでいます。

中井
 病院の近くに数多くの物件がありますし、家賃もあまり高くありません。

今後のご予定をお聞かせください。

小山
 私の場合は和歌山県で5年、鳥取県で4年の義務年限(9年)があります。鳥取県へも妻と一緒に赴任しますが、初めの5年は和歌山県で過ごします。私は専門として救急科を選びました。自治医大出身なので、色々な疾患を幅広く診る力をつけたいというのが救急科を選んだ一番の理由です。幅広く疾患を診つつ、自分の専門性を身につけようと思っています。和歌山県立医科大学の救急・集中治療医学講座に入局しますが、その中で学びたい領域としては放射線科のIVRです。

中井
 私は学生時代に講義を受けていたときから心臓領域に興味がありました。ポリクリや初期研修中で循環器内科に回ったときも心筋梗塞の患者さんが来院され、緊急でカテーテル治療をするところを見せていただき、そういうスピード感のある治療は格好良いですし、私もできるようになりたいと思い、循環器内科を専攻することに決めました。初期研修後は和歌山県立医科大学附属病院の循環器内科に入局し、和歌山県で専攻医研修をして、専門医を取りたいと考えています。

ご趣味など、プライベートの過ごし方について教えてください。

小山
 趣味はゴルフです。和歌山はゴルフ場が多いですし、初期研修医の中にもゴルフが趣味の人がいるので一緒に回ったり、上級医の先生方ともご一緒しています。

中井
 私は中学生のときからずっとテニスを続けています。和歌山はゴルフ場だけでなく、テニスコートもあちこちにあります(笑)。都会よりも安く借りられますので、仕事が終わったあとで同期と行ったり、休みの日は部活動の後輩とプレーしたりしています。

現在の臨床研修制度に関して、ご意見をお願いします。

小山
 小児科、産婦人科、精神科などが新しく義務化され、必修科目が増えましたが、私自身はその機会がないと回らなかった科かもしれません。そうした科を実際に回ることで、入局した先では学べないだろうことを学べますし、医師になるうえで小児科、産婦人科、精神科の必要最小限の知識を持っている方がいいなと思います。最初は国が決めたから回るぐらいの気持ちでしたが(笑)、勉強になりましたし、そういう時間も必要でした。

中井
 やはりメリットとデメリットがあると思います。1カ月だけ回って、その科をどれだけ理解できたのかとなると難しいですし、やる気を持って臨まないといけません。しかし、私としては色々な科を経験させてもらえる機会を与えていただけて、実際に回ってみると、とても良かったです。

最後に、これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて、メッセージをお願いします。

小山
 既に決まっている人も、まだ決まっていない人もいるでしょうし、何に重きを置いて選ぶのかもそれぞれあるでしょうが、地元が絶対にいいとか、出身大学のある場所がいいというような地域性にこだわっていないのであれば、和歌山県立医科大学附属病院に来てほしいです。回りたい科を回りたいときに回れる自由度の高い研修ができる病院は日本で当院だけです。ある科を回っているときに自分の考えを整理できますので、次に行く科を決めやすくなります。私は自治医大出身なので、友人たちは全国の病院で初期研修をしています。色々な臨床研修病院の話を聞く中で、初期研修医が得られる能力についてはそこまで変わらない気がしています。そうであれば、自分が過ごしたい地域で研修するのか、自由度の高い病院に行くのかという観点で選ぶのがいいと思います。そこで和歌山県という地域が嫌でないのであれば、和歌山県立医科大学附属病院をお勧めします。

中井
 大学病院か、市中病院かということにまず迷いが出ますし、私もよく周りと「迷うね」と話していました。ほとんどの人が将来進む科を決めていない状態で臨床研修病院を選ぶので、市中病院でコモンディジーズを診たいとか、大学病院でマイナー診療科を回りたいといった悩みがあるようです。その点、和歌山県のすごいところは和歌山研修ネットワークがあることです。私が選んだのは和歌山県立医科大学附属病院ですが、和歌山県内の色々な市中病院を回ることができました。和歌山県立医科大学附属病院は日本の中でも研修医数が有数です。同期が多いと人との繋がりができ、それはほかに代えられない魅力です。大学病院でしか学べない専門性の高い科だけでなく、好きな市中病院にも行きたいときに行ける自由度の高さがあります。本当に充実している毎日ですし、当院で良かったです。見学だけでも来ていただいたら、同期が多いからこその良い雰囲気を感じていただけるはずです。是非、見学にいらしてください。


医師近影