後期研修医インタビュー

社会医療法人 雪の聖母会

聖マリア病院

福岡県久留米市津福本町422番地

名前 首藤 俊輝 先生
出身地 福岡県久留米市
出身大学 川崎医科大学
医師免許取得年度 2018年

医師を目指されたきっかけをお聞かせください。

両親が歯科医師で、親戚に医師も何名かいたので、その背中を見て自然と医療に携わりたいと思っていました。歯科医師だった父の影響もあって、最初は歯科医師になろうかなと考えていたのですが、全身の管理が出来る医師になって、人を助けられたらと思い最終的には医師になる決意をしました。

初期研修を振り返ってみていかがでしたか。

初期研修も聖マリア病院にお世話になったんですけど、一言で言うと楽しかったですね。当院は病床数が1,000床を超え、200名以上の指導医・専門医がいて、大学病院に引けを取らない総合病院です。研修医は出身大学の縛りがなく、全国のいろんなところから集まるので、すごく刺激になりましたね。そんな環境だったので、仕事でもプライベートでもすごく楽しかったです。

専門研修で救急科を選んだ理由をお聞かせください。

もともとは整形外科医を目指そうと思っていたのですが、初期研修中救急科をローテートしていた時に、複数の科をまたいで患者さんを治療する救急科に興味を持ちました。救急医は重症患者さんが搬送された際には、舵取り役としてリーダーシップを発揮する必要があると思っています。救急科の先輩方が舵取りされている姿を見て、純粋に格好いいと思いましたし、自分もそうなりたいと思いました。また、単一疾患を扱うよりも複雑な病態が絡み合う疾患の方が一生勉強になると思い救急科を選びました。

専門研修先として聖マリア病院を選んだ一番の決め手を教えてください。

九州の場合、専門研修を行おうと思ったら大学病院での研修が中心になると思うんですよね。当院は1,000床を超える病床数、200名以上の指導医の先生が在籍しており、大学病院並の規模を持っている病院ですが、大学病院よりも医師の数は7割程度です。大学病院の場合はその性質上、救急で搬送される患者さんは他の病院から搬送される3次救急の患者さんが多くなりますが、聖マリア病院の救急科は、1次~3次まで幅広い患者さんが来られます。救急車も年間10,000件以上搬送されるので、幅広い疾患を数多く経験できると思ったのが一番の決め手です。加えて、救急科の先生方の人間性に惹かれたというのも大きかったですね。診療部長がすごく後輩思いの先生で、診療科のトップがそういう先生だから、必然的にそのような考えをもった先生たちが救急科には集まっています。だからすごく熱心に指導してくださいますし、働きやすい環境だったので、当院を専門研修先に選びました。

聖マリア病院の救急科の特徴を教えてください。

まず一つは症例数が多いところです。年間10,000件を超える救急車の搬送台数がありますし、1次~3次まで幅広い患者さんが来られるので、専門研修の3年間にフォーカスしてみてもかなりの経験が出来る環境だと思っています。後は在籍する医師が若いというのも特徴かなと思います。指導頂く先生方も他の病院と比べると若い先生が多いのですが、多くの患者さんを対応されて実務経験が豊富なので、出来る先生が多いイメージですね。自分もたくさん経験を積んで早く先輩方の様になりたいですね。

日々の中でやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか。

すごくベタなんですけど、救急車で来られた患者さんを対応して、最初は話す事が出来なかったのに、最終的には話せるようになって「ありがとうございました。」と声をかけていただいたり、ICUに運ばれた患者さんが一般病棟に移って元気に退院された時など、悪かった患者さんが良くなる過程を見た時は、やりがいを感じますし、救急医になってよかったと思える瞬間ですね。

難しく感じていることや苦労していることはどういったところでしょうか。

やっぱり患者さんの数が多いので勤務中は結構忙殺される事もあって、そこは大変といえば大変ですね。あとは、僕らはICUに運ばれた患者さんを主治医として担当します。自分が中心となって患者さんを診ることになるので、責任は強く感じますね。患者数も多いので自分のキャパオーバーになる事もあって、そういった部分は難しいと感じています。しかし、慣れていくしかないと思っているので、目の前の患者さんに対して真摯に向き合って経験を積んでいきたいと思っています。

指導医の先生の指導はいかがですか。

素晴らしいです(笑) 大学病院の様にパソコンや資料を用いてしっかり教えてもらう指導スタイルでは無いですが、実務において間違っていたらすぐに教えてくれます。経験豊富な先生が多く、スキルもたくさん持っていらっしゃるので、自分が知らない事をしっかり教えて頂いています。診療部長を始め後輩思いの先生ばかりなので、不満に思うことはないですね!

カンファレンスについてお聞かせください。

当科のカンファレンスは毎日行っていますが、時間は30分~1時間とあまり長い時間は取っていないです。形式としては一般的で、私たちのような下の先生の発表を上級医の先生方が指導・指摘してくださる形です。人によっては物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、私は手短な方が好きなので、丁度いいですね(笑)。整形外科専門医、脳神経外科専門医、循環器内科専門医を持った先生方に指導して頂くので、他科にまたがって学べるのも良い点だと思います。

オン・オフの切り替えはできていますか。

当院の救急科はオン・オフがはっきりしている方だと思います。シフト制を組んでいるので、切り替えははっきりしています。仕事をしている時は忙殺されて食事時間がないくらい濃い時間を過ごしていますが、メリハリのある研修を過ごせていると感じています。

これから専攻医研修の病院を選ぶ初期研修医にメッセージをお願いします。

研修先を選ぶポイントは人によって違うと思いますが、私は上の先生がどういう考えを持たれているのかが一番重要だと思っています。初期研修を終えて初めの4、5年の過ごし方で今後の医師としての考え方が決まると思っています。そのため、専攻医研修の先生の考え方を学ぶ事で、自分の目指す医師像に大きな影響を与えると思います。知識に関してはどこで学んでも最終的にみんな同じくらいのレベルには行き着くと思うんですよね。ただし、患者さんに対する考え方などは教えてくれる人によって様々だと思うので、指導頂く先生の考え方というのはすごく重要だと思っています。
当院は救急科診療部長を始め、在籍している先生方は患者さん、後輩思いの医師ばかりです。そういった先生達の下で学べると言うことはすごく有意義なことだと思うので、ぜひ皆さん聖マリア病院に来て下さい!