初期研修医インタビュー

独立行政法人 国立病院機構

関門医療センター

山口県下関市長府外浦町1-1

名前 石塚 洸太郎 先生
出身地 山口県
出身大学 産業医科大学
医師免許取得年度 2019年

医師を目指したきっかけをお聞かせください。

小学生から中学生の頃、骨折とか怪我とかが多くて、病院にお世話になることが多く、その時の先生たちに憧れ医師を目指しました。昔は自転車で友達と爆走したりしていて・・・母親にはすごくハラハラさせてしまったかと思います。(笑)

学生生活ではどんなことが思い出に残っていますか。

産業医科大学でヨット部の部長をしたんですが、部活での練習だったり、地元の漁師さんと関わったり。社会人の方とも試合させていただいていて。そういった部活での思い出が一番多いですね。

研修先を関門医療センターに決めた理由をお聞かせください。

地元だったというのが一つと、ここに見学に来たときに当時1年目2年目の先輩たちが活発で仲良くしていて、救急科の見学もしたんですが研修医主体でやっている姿を見てすごくいいなと思ったのが理由です。
あとはプログラムが外病院なども柔軟に選べて、それも魅力のひとつでここでお世話になろうと思いました。

関門医療センターでの勤務は入職前のイメージ通りでしたか。

イメージ通りのところも多かったんですが、いい意味で思っていたよりも自由で主体的でした。したいことを伝えればそれを実施させてくれる環境で、イメージしていたより自分のやりたいことができるというのは意外でした。緊張することもありますが、上の先生たちも相談したらもちろん乗ってくれるし、1つ上の先輩もメンターとしてペアを組んでくれているので、相談しやすい環境があるので、安心して研修に臨めます。

先生は現在どのようなローテーションで研修をされていますか。

1年目は内科系と外科系を半分ずつぐらい回れるんですけど、僕は4月から内科系を回らせていただいて、今は外科系を回らせていただいているというところです。

現在興味を持っている科があれば教えて下さい。

僕が産業医科大学出身というのもあって、将来産業医になろうと思っているんですが、もし科目で選ぶのであれば、救急科やICUもいいなと思っています。産業医へは、そもそも怪我しない。病気しないというような予防の面で進みたいと思っています。

研修をする上で、先生が心がけている事があればお聞かせ下さい。

将来自分が進む科進まない科がローテーションを回っているとどうしても出てきて、手技や知識の必要性にも差が出てきます。ですが医師人生の中で今しかできる機会もないので、できるだけ何でも積極的に取り組んで吸収していきたいですし、一つひとつの手技や知識を大切にできたらと思っています。

研修の中で印象的だったことはどんなことでしょう。

救急車で凄くヘビーな症例なんかもきて大変だった事もありますし、担当している患者さんが病棟で急変してICUに行っていきなり全身管理を考えないといけなくなったりした事がありました。きつかったのは確かなんですが、すごく勉強になったと感じています。急変だとスピード感が求められる中で、なかなか慣れないし教科書通りじゃないことばかりなので凄く大変だなっていうのはあります。

指導医の先生のご指導はいかがでしょうか。

指導医の先生は研修医想いの先生が多くて、手技の指導や外来での考え方など教えてくださいます。放置されることもまったくなく、すごく熱心に指導していただけてるなと感じます。

関門医療センターでの初期研修で良いところはどんなことでしょう。

救急と総合診療に院長先生も力を入れていて、救急、ウォークイン関わらず研修医がファーストタッチさせていただいていています。最初は不安もあったんですが、3年目やそれ以降を考えるとすごくいい事だと思います。もし迷ったときはすぐに上級医の先生に聞けるような体制もあるので、主体的にやらせてもらえる中でも安心して取り組めます。
それと、2年目は研修プログラムをほぼ自分たちで組み立てられるので、外病院とか海外なんかも自分で選べます。

研修中に難しかったことや苦労した点は何かありますか。

総合診療科を回っている時に、地域の開業医の先生からの紹介がよく来るんですが、救急だったら一旦様子見て下さいというのもできるんですが、総合診療科は病名が分からなくて紹介を受けてきているので、様々な検査や生活などの背景を含めて考えて診断を付けないといけなくて、凄く難しいと感じています。検査結果が出るのに時間がかかったり、時間経過によって初めて分かる疾患もあるので、1週間2週間単位で同じ外来患者さんを担当して、考えられる病気を伝える形になるんですが、他の科とは考え方が全然違ってなかなか一筋縄ではいかないような感じです。

当直の体制について、お聞かせください。

下関の病院が輪番制になっていて、輪番の日の当直は研修医が6人にプラス上級医という体制です。他の日は研修医2~3人で当直や日直を回しています。

カンファレンスについて教えて下さい。

カンファレンスは、当直の輪番日に研修医が診た患者さんの全症例のカンファレンスと、週に一回研修医向けの勉強会。あと救急や当直で診た患者さんの中で、1症例をより掘り下げて、パワーポイントなどでまとめてみんなの前で発表しています。

コメディカルの方たちとのコミュニケーションはいかがですか。

すごく優しいというか、看護師さんとも関わることが多く、技師さんにもエコーの仕方等を指導してもらっています。研修医想いというか。研修医としてはすごく働きやすい病院です。

研修医同士のコミュニケーションは活発ですか。

研修医がほとんど全員入っている寮が病院の横にあって、アパートみたいなそれぞれ独立した部屋と、下にみんなが集まれるような大部屋もあります。最近はあんまりないですが、みんなでご飯を食べたりと仲良くやっています。また、研修医ルームが院内に有るので、そこで相談事や他愛もない話もできるので、コミュニケーションはしっかり取れていると思います。

これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて、メッセージをお願いします。

どうしても時間が限られているので、なかなか見学にも行けないという事もあるかと思うんですけど、実際に行って話たりした感覚というか、直感でこの病院いいなとかこの病院はなんだか肌が合わないなとか。そういった行ってみないと分からないものもあるかと思うので、ネットに乗っている文面だけでココの病院いいな。と決めるのではなくて、実際に行って感じた時の直感を大切にして下さい。