初期研修医インタビュー

独立行政法人 国立病院機構

災害医療センター

東京都立川市緑町3256

名前 岡﨑 爽乃(さやの)先生
出身地 東京都国立市
出身大学 群馬大学
医師免許取得年度 2017年度

医師を目指したきっかけをお聞かせください。

小さい頃から家族でかかりつけのクリニックがあり、お世話になっていました。院長先生は女性で、お子さんもいらっしゃって、とても優しい方だったんです。その先生のかっこよさに憧れて、私も医師を目指すようになりました。医学部に合格したときに報告したら、とても喜んでくださいました。

学生生活ではどんなことが思い出に残っていますか。

私は中学生のときからバスケットボールをしていたので、大学でもバスケットボールを続けました。部活動中心の学生生活でしたね。途中で怪我もありましたが、終盤はそれなりに試合に出ていました。

大学卒業後、研修先を災害医療センターに決めた理由をお聞かせください。

大学は群馬でしたが、初期研修では東京に戻りたいと考えて、東京で探すことにしました。後期研修は大学に戻ることも検討していたので、初期研修は市中病院と決め、救急を志望しているわけではありませんでしたが、三次救急を診たいという思いもあり、こちらを選びました。実家に近いところで、三次救急を診られて、研修医の数も程よいというところが良かったですね。

災害医療センターに見学に来られたときの印象はいかがでしたか。

5年生の12月に見学に来ました。救急を見学したところ、群馬の病院とは違って、救急の医師数が多く、グループに分かれていて、すごいなと思いました。私は学生の頃、重症の患者さんを診た経験はその後にどの科に進んでも役立つものだと考えていたので、とても印象が良かったです。

災害医療センターでの初期研修はイメージ通りですか。

手技を多くさせていただけるというのはイメージ通りでしたし、取り合いもなく、丁寧に教えていただけるのはイメージ以上でした。

プログラムの自由度はいかがですか。

2年目の半年間は選択なので、自由度はかなり高いと思います。私は外科と腎臓内科を2カ月ずつ、産婦人科と放射線科を1カ月ずつの予定です。

ほかはどのようなローテーションなのですか。

1年目は内科、救急、消化器・乳腺外科のほか、選択で外科と脳神経外科を回りました。2年目は救急、小児科、精神科、麻酔科、在宅医療、地域医療などです。

院外での地域医療研修はどちらでされましたか。

プログラム上は福島県の病院に行けるのですが、私は時期が合わなかったので、行けませんでした。そこで立川市のあおば内科クリニックにお世話になりました。日頃は病棟が多く、外来を診る機会がないので、コモンディジーズを判断していくことがとても勉強になりました。

どのような姿勢で初期研修に取り組んでいらっしゃいますか。

初期研修は自分次第でどうにでもなりますので、時間を見つけて勉強しないといけないと思っています。仕事をしつつ、勉強もしていくのは大変ですが、頑張っています。

指導医の先生のご指導はいかがでしょうか。

熱心ですね。質問すれば必ず答えていただけるので有り難いです。

災害医療センターでの初期研修で良いところはどんなことでしょう。

1学年の研修医が私の学年は10人で、たすきがけの研修医を入れても12人なので、適度な人数であることです。また、内科、外科、救急をまんべんなく回れ、救急を回っていないときでも2年間を通して救急での当直があることがいいですね。

何か失敗談はありますか。

1年目の最初は採血や点滴をとるときになかなかうまくいきませんでした。指導医の先生をお呼びするほどでもない場合は時間がかかってしまい、患者さんをお待たせしたこともありました。

当直の体制について、お聞かせください。

月に4回あります。救急当直は救急科の指導医2、3人と1年目の初期研修医が1人、2年目の初期研修医が1人です。内科当直は内科の医師1人と1年目か2年目の初期研修医が1人です。かなり手厚い体制になっていると思います。

当直ではどんなことが勉強になっていますか。

三次救急の場面では初期研修医が判断することはありませんが、上の先生方がどういうことを考えながら、検査をオーダーしたり、薬を使ったりしているのかを見るのは勉強になります。内科当直では初期研修医が問診したり、身体所見を取って、上級医に報告するのですが、伝えるだけなら伝言と変わらないですので、アセスメントを行うようにしています。アセスメントの力は最初の頃よりはついたかなと思っています。

カンファレンスの雰囲気はいかがですか。

呼吸器内科は週に1回、新入院の患者さんについてのカンファレンスがあります。レントゲンやCTの所見から治療方針をプレゼンするのですが、指導医の先生方がとても熱心なんです。レントゲン写真1枚からでも色々なことを教えてくださるので、有り難かったです。

コメディカルの方たちとのコミュニケーションはいかがですか。

コメディカルの方々はこんなにお話しされるんだと驚きました(笑)。看護師さんも技師さんも優しく、何でも聞ける雰囲気です。

研修医同士のコミュニケーションは活発ですか。

初期研修医用の部屋があり、その日あったことを相談できたりします。1年目の人たちとも仲良く過ごしています。落ち込んだときは研修医室に行き、そこでリフレッシュしてから病棟に戻ったりもしています(笑)。

寮にお住まいですか。

はい。寮は病院と同じ敷地内にあり、30秒ぐらいで着きます(笑)。時間を有効に使えるのがいいですね。当直室を使わず、寮の部屋で待機することもあります。

今後のご予定をお聞かせください。

後期研修は当院に残り、消化器・乳腺外科で行います。私は積極的に外科を志望していたわけではなかったのですが、指導医の先生方が熱心だし、雰囲気の良さがあって、研修していくうちに手技が好きになりました。大学病院なども見学しましたが、後期研修のスタートダッシュにあたってはシステムなどに慣れている当院の方がやりやすいかなと考えました。

ご趣味など、プライベートの過ごし方について教えてください。

実家に帰ったり、スポーツジムに行ったりしています。同期と食事や飲みに出かけることもあります。

最後に、これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて、メッセージをお願いします。

私は人気病院は最初から無理だと思い込み、見学にさえ行かなかったのですが、後期研修の病院を選ぶうえでも、学生時代に色々な病院を見ておくことは大事だと今は思っています。深く考えていなくてもいいので、是非、多くの病院に見学に行ってください。

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