指導医インタビュー

医療法人徳洲会 

八尾徳洲会総合病院

大阪府八尾市若草町1番17号

名前
堀元 隆二(ほりもと りゅうじ)先生
消化器内科医長、指導医
職歴経歴
2007年に京都府立医科大学を卒業後、大阪府済生会吹田病院で初期研修を行う。同院にて内科後期研修を行い、2015年に八尾徳洲会総合病院消化器内科に勤務する。2017年に八尾徳洲会総合病院消化器内科医長に就任する。
学会等
■資格 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医、緩和ケア研修会修了など。

八尾徳洲会総合病院の特徴をお聞かせください。

24時間の救急医療、高度先進医療、在宅医療、予防医療などの多機能的な医療を実践し、人口約100万人の大阪東部地区の基幹病院として、地域医療を担っています。
年間救急搬送件数は約6700件、夜間や休日の時間外では年間約20000件を受け入れており、幅広い経験を積むことができる環境にあります。指導体制は10年以上の経験を積んだ指導医を中心とし、徳洲会グループ、大学病院、他病院などと連携しながら研修環境をサポートしています。患者さんを中心にして動き、患者さんの痛み、悲しみ、苦しみを理解できる医師の育成を第一に考えています。とホームページに書かれています(笑)。

八尾徳洲会病院の内科の特徴もお聞かせください。

医局が一つで、診療科の垣根が低く、雰囲気の良さが特徴です。

消化器内科の特徴はいかがですか。

日本一!?と言えるくらいの莫大な症例数が経験できます(笑)。一般的な臨床研修病院だと複数の後期研修医が在籍していますが、八尾徳洲会総合病院は415床ある病院の割には後期研修医が少ないので、胃カメラや大腸カメラなどもマンツーマンで指導を行い、研修医の上達度を見ながら積極的にさせています。初めの半年間で胃カメラだけで500例以上はさせています。全国でもかなり多くの数をさせている病院に入るでしょう。大腸カメラも半年間で200例ぐらいです。後期研修で消化器内科を選んだものの、したくてもさせてもらえなかったり、少しずつしかさせてもらえない環境の病院も多いと聞きます。しかし、当院はいい意味で緩いんです(笑)。多くの経験ができますので、数を経験したい人には最適な病院ではないでしょうか。

院内の雰囲気を教えてください。

当院はコメディカルのサポート体制がしっかりしているので、医師は医師の仕事に専念できますから、働く環境はすごくいいですね。内視鏡の処置などに関してはほぼ雑用と言われる部類の仕事がなく、症例に集中できます。

後期研修プログラムの特徴を教えてください。

指導医の教え方は後期研修医の成長度合いによって臨機応変なのですが、今後はカリキュラムみたいな到達目標を明確化した方がいいのかなと思っていますが具体的には検討中です。

新しい専門医制度の内科プログラムの特徴も教えてください。

今までは院内の内科系の診療科をローテーションするプログラムでしたが、新専門医制度が始まることで、大阪市立大学と連携を組み、大学での研修も出来るようになりました。他にも徳洲会グループの各病院や、クリニック、離島僻地の病院とも連携を組んでおり、バラエティに富んだ病院群を形成していることが特徴です。
また、専行医の意志ができる限り反映される、自由度が高いプログラムにもなっています。

先生はどのような研修医時代を過ごされたのでしょうか。

肝臓の症例が非常に多い病院でしたので、肝臓の症例も多数経験できたのは良かったですが、当院は内視鏡メインの消化器内科ですので、内視鏡をしたい場合は当院の方が症例数は多いと思います。

消化器内科を選ばれた理由をお聞かせください。

内科の中では扱う臓器の種類が一番多いため、幅広く全身を診られると考えたからです。決めた時期は初期研修の最後の頃です。

研修医に指導する際、心がけていらっしゃることはどんなことでしょうか。

あまりがちがちに管理しすぎないことです。なので私は研修医の考えを優先させています。研修医が考えたことを少しさせてみて、大きな間違いがなければそのままさせて、様子を見ています。

先生が研修していた当時と最近の研修医を比べて、何か違いはありますか。

最近の研修医の方が知識は豊富ですね。私たちの時代に比べると、よく勉強しています。しかし、斜に構えるというか、「教えてください」とがっついてくるようなノリが少なくて、寂しいなと感じます。プライドが高いのか、分からないことを「分からない」と言える研修医が減ってきているような印象です。分からないことを分からないと言えるのは医者として強みだと思いますね。

カンファレンスはどのような形で行っていますか。

外科との合同カンファレンスが週に1回あり、手術症例の報告があります。後期研修医に関してはカンファレンスという特別な時間を設けずに、画像のチェックなどをその都度その都度という感じでやっています。

研修医にどんなアドバイスをしたいですか。

貪欲に、そして素直にやってほしいですね。少しできるようになったら、「できるし」みたいな人もいますが、そういう姿勢だと事故を起こしかねませんから、貪欲、素直に加えて、慎重にやってほしいです。

最後に、後期研修の病院を選ぶ初期研修医にメッセージをお願いします。

やりたいことがあり、「やりたい」と言ってもらえれば、それを提供できる環境なので、ガッツがある方を求めます。症例数の割に人数が少ないので、一人ずつの症例数がかなり多く、しんどいこともあるかも知れませんが、大きな遣り甲斐が得られる病院です。

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