インタビューが繋ぐ全国で活躍する女性医師


釧路赤十字病院
 米原 利栄先生 部長 / 産婦人科
釧路赤十字病院
  部長 / 産婦人科
 米原 利栄先生
釧路赤十字病院 部長 / 産婦人科 米原 利栄先生

米原 利栄先生 プロフィール

1996年
島根医科大学(現 島根大学医学部)卒業
1996年
同大学医学部産婦人科入局、同大学院入学
2002年
同大学医学部大学院博士課程修了
2003年
北海道大学医学部産婦人科入局
2004年
釧路赤十字病院産婦人科勤務
2006年
同院第三産婦人科部長
2010年~
同院第二産婦人科部長

現在に至る

現在の勤務内容

釧路赤十字病院 産婦人科にて部長として活躍中!
これまでの勤務歴
2004年から釧路赤十字病院一筋に勤務しています。
診療分野は産婦人科全般
フルタイムにて勤務中。
週に1回程度(月に4-5回)の当直も精力的にこなしてます。
若手医師の指導者として
2007年より日本赤十字社の臨床研修指導医講習会にタスクフォースとして毎年参加するようになってから、若手医師の指導に携わる機会が多くなりました。

米原先生の診療方針

患者さんの選択に至る過程とその結果は自分に責任がある

ここ最近、パターナリズムを嫌う風潮が出てきているように感じますが、ある程度、医師には必要と考えています。 治療の選択権はもちろん患者さんにありますが、だからといって主治医が責任を放棄するものではないからです。 患者さんの選択に至る過程とその結果は自分に責任がある、と常に思うようにしています。
米原先生に直撃!
Q  &  A
Q1
医師として影響や刺激を受けた先生はいらっしゃいますか
A1
動物が生まれて一番最初に見た動物を母と認識するのと同じように、医師になって一番最初についたオーベンが私の医師としての基礎になっています。当初は現在の研修医制度のようなローテーション形式ではなかったので、一年間、マンツーマンで朝から晩まで、はては食事のときまで、また当直の日は寝る前まで一緒でした。女性医師は少なかったので男性医師でした。無口な先生で、ほとんど会話を交わしたことはありませんが、ついて回るだけで勉強になりました。職人のような先生でした。現在、そういう先生は少なくなったと思います。
あと、最近ではドクターX、大門未知子。憧れます!
Q2
女性医師の可能性はどんな風に広がっていくと思いますか
A2
女性医師の総人口が激増しているので、性別が左右するようならば逆に医師の仕事そのものに問題があるのだと思います。これからAIが導入されるようになると、性別の議論を超えるはずで、今後、女性だから、男性だからなどとは言えなくなるように思います。
Q3
これまでの医師キャリアにおいて、一番印象に残っている出来事はございますか
A3
医師になって最初に出会った、人の死。医師になって3か月目のころ生まれて2時間で亡くなった赤ちゃんでした。それからの仕事の特性を象徴していたと、今では思います。
Q4
ご自身が女性医師という立場で苦労された経験などはございますか
A4
幸いなことにありません。みなさんありがとうございます(笑)。
Q5
ワーク・ライフ・バランスをどのように実現していらっしゃいますか
A5
子供がいないので、若い女性医師が期待しているような回答はできません。ごめんなさい。まちがいなくワーカホリックです。申し訳ありません。
Q6
趣味などプライベートの楽しみについて、座右の銘などがありましたら教えてください
A6
仕事では心が折れる場面が多いので、プライベートではどんなことでもストレスを解消する方向へもっていくようにする、オフのときにはもやもやしない、ことに留意しています。

米原先生のこれからのチャレンジ!

語れる背中を持った医師になれるよう

女性医師に特化したことではありませんが、医師としては、可能な限り長く第一線の現場で、つらい思いもうれしい思いも体験していきたいと思っています。医師になって最初についたオーベンのように、多くを語らなくても背中で語れる、また、語れる背中を持った医師になれるよう努力していきたいと思います。大門未知子は無理です。

女性医師という立場でよく感じる、考えること

患者さんの特性を理解しつつ、上手に付き合っていく

産婦人科でいえば、子宮がん検診や妊婦検診などの分野は女性医師が人気です。しかし、いざ、込み入った状況、たとえば大きな手術が必要であるとか、難しい治療や管理が必要になると、途端に男性医師に変更希望を出されたりします。そういう要領の良さや、いい意味での節操のなさは、女性患者さんの特徴である気がします。そういう特性も理解しつつ、患者さんとつきあっていけるのは女性医師ならではのような気がします。しかし前述したようにAIが導入され、医療が変わるとそれも変わっていくかもしれません。

医学生・若手医師にメッセージ

仕事の報酬は次の仕事

特に若い先生には 「仕事の報酬は次の仕事」!
売れない若手芸人のメンタルですね(笑)。
報酬は、給料でも仕事が終わったときのビールでもない、次にまかせてもらえる仕事があるかどうか、先輩に次はこれやってみるか?と言ってもらえるかどうか。
そしていずれは患者さんに「次も先生でお願いします」といってもらえるかどうか。
そういうことを考えながら私も若い先生と一緒に働いていきたいと思っています。

病院アピール

命を救う、力を合わせる
人間を救うのは、人間だ

概要

名称 総合病院 釧路赤十字病院
院長 山口 辰美
所在地 〒085-8512 北海道釧路市新栄町21-14
敷地面積 14578.85m2
建築面積 38241.95m2
病床数 全489床
一般病床:377床 / 地域包括ケア病床:54床 /
精神病床:58床(新生児集中治療室(NICU):9床)

診療体制

診療科目 内科、消化器内科、小児科、外科、整形外科、消化器外科、泌尿器科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科、産婦人科、精神科、麻酔科、 リハビリテーション科、放射線科、歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、病理診断科
看護単位・届出 単位 )11単位
届出 )一般病棟入院基本料・7対1入院基本料
精神病棟入院基本料・15対1入院基本料
看護補助加算・30対1看護補助加算
地域包括ケア病棟入院料1
新生児特定集中治療室管理科2
小児入院医療管理科2
小児入院医療管理科4
職員数 総数731名(平成30年4月1日現在)
医師:60/ 薬剤師:21/ 放射線技師:15/ 臨床検査技師:24
看護師:373/ 助産師:29/ 准看護師:13/ 理学療法士:9
作業療法士:5/言語聴覚士:1 医療ソーシャルワーカー:5/ 視能訓練士:4/
管理栄養士:6/ 歯科衛生士:3/ 臨床工学技士:10
保育士:6/ 介護福祉士:6/ 看護助手:45/ 医療助手:8/ 事務職員他:88

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