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日本赤十字社 全国で活躍する女性医師 2025-11-28

安曇野赤十字病院

全国の赤十字病院の中から、長野県の安曇野赤十字病院にお伺いしました。勤務内容や1日のスケジュール、家庭と仕事の両立など、女性医師ならではの声が聞けるインタビューです。

Female doctor Interview

Profile

川瀬 伽菜 (かわせ かな)
安曇野赤十字病院 初期研修医

川瀬先生プロフィール 川瀬先生プロフィール

● 1998年に愛知県名古屋市で生まれる。
● 2024年に信州大学を卒業後、安曇野赤十字病院で初期研修を行っている。

谷口 みつき (やぐち みつき)
安曇野赤十字病院 初期研修医

谷口先生プロフィール 谷口先生プロフィール

● 1999年に東京都杉並区で生まれる。
● 2025年に信州大学を卒業後、安曇野赤十字病院で初期研修を行っている。

滝 萌々香 (たき ももか)
安曇野赤十字病院 初期研修医

滝先生プロフィール 滝先生プロフィール

● 1999年に神奈川県川崎市で生まれる。
● 2025年に信州大学を卒業後、安曇野赤十字病院で初期研修を行っている。

Contents

Interview

Section01

 #01 安曇野赤十字病院

ー 病院の特徴は?

川瀬病床数が306床で、大きな規模ではないのですが、とても雰囲気が良い病院です。上級医の先生方と初期研修医との距離も近く、何でも相談しやすいです。

ー 初期研修での人気の秘密は?

谷口アットホームな雰囲気が人気の秘密だと思います。見学に来る医学生の皆さんからも「雰囲気がすごくいいですね」と言っていただくことが多いです。

医学生の皆さんが見学にいらっしゃると、見学先の診療科の先生に色々と教えていただけます。上級医の先生方との距離が近いですし、研修医とも話す機会が設けられているので、「上級医や研修医の皆さんとお話ができて良かった」と言われます。やはり当院の魅力は「人」なのだと思います。

Section02

 #02 医師を目指す

ー 医師を目指したきっかけをお聞かせください。

谷口中学生のときに怪我をして、入院して手術をしました。その後も長く通院したので、多くの医療従事者の方々にお世話になったんですね。その経験から、医療の道を志すようになりました。

私は病気になることが多く、お医者さんの存在が身近だったことが医師を目指した理由の一つです。それから、大学で学ぶことが直結する仕事をしたいという思いもあり、何となく医学部に入学したのですが、実習などで患者さんを見ていると「この仕事は本当に自分に向いているのかな」「医学部に入ったのは正しかったのかな」と悩むようになったんです。でも5年生のときに血液内科の実習で、白血病などで若くして亡くなる方を見たり、同時期に若くして亡くなった知り合いがいたことも重なって、全ての方が自分の寿命を全うできるお手伝いをできるのは医師なのだと思い直すことができました。そのときに医学部に入って医師を目指したのは正しかったんだなと自分の中で腑に落ちたんですね。少し遅いのですが、5年生になって「私は医師を目指すんだ」と意識するようになりました。

川瀬その素晴らしいお話のあとだと話しにくいですね(笑)。私は小学生のときにテレビドラマの「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」を見て、医師の仕事、中でも救急医は格好良いなあと思い、その思いのまま医師を目指しました。高校時代は学力が足りず、先生から「医学部は止めておいたら」と言われたこともあったのですが、「いや、ここで諦めたくない。医師としてできることは一杯あるし」と諦めることができなかったときに改めて医師になりたいと考えました。

ー 学生時代に思い出に残っていることはどのようなことですか。

谷口私は6年間、バレーボール部に所属していました。初心者始めの人が多かったのですが、私は中学生のときにバレーボールをしていたこともあり、成り行きでキャプテンになったんですね。でもキャプテンになる前の年からコロナ禍で大会がなくなり、モチベーションが上がらない中で楽しく部活動をするにはどうしたらいいのか、分からなくなりました。コロナ禍が終わりかけていた頃は大会を目指して頑張っていたのですが、私のときは結局、大会もなく、辞めようかと悩んだ時期もありました。でも1つ下のかわいい後輩たちが初心者始めながら頑張っている姿に感銘を受け、結局6年間続けることになりました。その後輩たちと一緒に多くの試合もできましたし、それが一番印象に残っている出来事です。

私は軽音楽部に入っていましたが、体育会のような大会があるわけではなく、緩く活動していました。私は大学に入ってからギターを始めたので、最初は全然できず、コロナ禍の影響により、部活動も休止になりました。その間に学年だけ上がっていき、ライブに出る機会もないままに幹部になったんです。自分たちが先導して下級生に教えないといけない立場になり、やらざるをえないという気持ちから練習の担当になりました。それで12月までライブに出ていたのですが、後輩から「先輩が初心者始めだったとは思いませんでした」と言われたり、後輩がとても慕ってくれたのが嬉しかったです。今も繋がりのある人たちも多いですし、仲良くできる人たちが増え、皆で好きな曲を演奏したり、医学の話もしたりして、自分の人生にすごくプラスになった経験でした。

川瀬私の一番の思い出は実習班の皆と過ごしたことです。私も部活動に入り、幹部もしたのですが、やはりコロナ禍でなかなかうまくいかなかったんですね。そんなときに実習が始まりました。実習班は私を含めて6人で、それは大学の先生が決めてくださったメンバーではあったのですが、とてもいいメンバーだったんです。皆で「こういうことを始めてみようよ」と言って、心電図検定を皆で受けに行ったり、色々な新しいことにチャレンジしましたし、よく遊びにも行きました。もちろん実習での大変なことを励まし合ったりもしましたし、今も繋がりがあります。あのメンバーで実習ができて、本当に良かったです。

Section03

 #03 初期研修で安曇野赤十字病院へ

ー 初期研修で安曇野赤十字病院を選ばれたのはどうしてですか。

川瀬いくつか理由はありますが、ハイパーすぎず、ハイポすぎずというバランスの良さに惹かれたことが一つあります。それから、この規模の病院にしては救急をしっかり診られることです。当院はこの医療圏で2番目に救急車の搬送件数が多い病院なので、救急車で来る患者さんにファーストタッチして、救急の経験を積んでいけるところが魅力的でした。

私は信州大学医学部附属病院の研修医なのですが、1年間はたすきがけで市中病院に出るプログラムに乗っています。たすきがけの病院を当院に決めたのは見学に来たときの雰囲気の良さからです。1つ上の川瀬先生にもお会いしましたし(笑)、見学先の診療科の先生方も皆さんがとても親切にしてくださって、研修医を皆で育てようという雰囲気を強く感じました。完全に「人」で選びましたね。

谷口私は東京都出身なので、東京に帰るのか、長野に残るのかをかなり悩み、東京の病院も何カ所か見学に行きました。もちろん東京の病院の先生方も優しく接してくださり、いいなと思いました。でも当院には学生時代に1カ月、神経内科の実習で来ていて、川瀬先生にもお世話になり(笑)、自分が働いているイメージがつきやすかったんです。病院の雰囲気も好きでしたので、そういった点から当院を選びました。

川瀬谷口先生は1カ月、実習に来てくれていたので、「お願いだから来て」と言いましたね(笑)。滝先生は11月に見学に来てくれたときに一緒に食事に行き、「とてもいい子だから、来てほしすぎる」と思いました。それで2人が来てくれて、本当に嬉しかったです。

Section04

 #04 安曇野赤十字病院での初期研修

ー 安曇野赤十字病院での初期研修はイメージ通りですか。

谷口イメージよりも大変ということはなく、イメージよりも楽という印象もありません。

本当にイメージ通りですね。

川瀬イメージより良かったこととしては院内の雰囲気です。例えば、点滴のルートを練習したいと言っていると、救急の師長さんから「じゃあ川瀬先生、時間あるときに救急においでよ」と言われますし、外来の師長さんからも病棟の師長さんからも「おいでよ」と声がかかるんです。看護師さんたちが「やりにおいで」と言ってくれるような協力的なイメージはなかったです。全スタッフに「研修医にやらせてあげよう」「成長させてあげよう」みたいな気持ちがある病院です。

ー 初期研修のプログラムについてはいかがですか。

谷口臨床研修担当の事務の方が臨機応変に対応してくださいます。私たちの希望に沿って、融通を利かせ、柔軟に組んでいただいています。

病院によっては研修前にプログラムがかっちりと組まれており、そこから選ぶというところもありますが、当院は「こうしたい」と言うと、その通りにしてくれます。研修が始まったあとはもちろん、診療科を回り始めてからも「この科をもう少し長く診たい」などとお伝えすると、柔軟に対応してくださるのが有り難いです。直前まで悩んでお伝えすることもあるので、申し訳ないとは思っています。

ー プログラムの自由度は高いですか。

谷口とても高いと思います。

ー 院外の研修先もありますよね。

谷口2年目に長野県立こども病院に行くことができますが、これも色々な先生方のご尽力のお蔭で実現したことです。それから当院にない診療科などは信州大学医学部附属病院に行くこともできます。精神科は松本市の城西病院、地域医療は大町市の市立大町総合病院、安曇野市の穂高病院に行きます。

ー 初期研修にあたって、どのような姿勢を心がけていますか。

指導医の先生方が質問しやすい雰囲気の方ばかりなので、点滴や薬のことなど、疑問に思ったことはその場で聞いたり、積極的に質問することを心がけています。それから救急の準夜帯や半直のときなどはなるべく自分で頑張ってから、指導医の先生にお伝えするようにしたいと思っています。

谷口私は割と楽観的で面倒くさがりな性格で、「ま、いっか」と日常的に思ってしまうことが多くありますが、医療ではそれはまずいですし、自分たちはまだ何もできない身なので、「これでいいのかな」と疑問に感じたことは全て指導医の先生に相談させていただいています。また指導医の先生だけでなく、看護師さん、薬剤師さんなど、色々なスタッフの方々にとにかく相談するようにしています。

ー 初期研修で勉強になっていることはどんなことですか。

勉強になることばかりです。先生方によって診療の仕方が違うので、それぞれから仕方を学んでいます。それから患者さんへの接し方ですね。先生方皆さん、お話が上手でいらっしゃるので、回診のときなどはよく見ておくようにしています。

谷口診療面で教えていただくことが多いのですが、本当に素敵な先生方ばかりで、医師としてだけでなく、人として尊敬しています。人に対してはこういう会話をしなくてはいけないんだなあと学ばせていただいています。

ー 指導医の先生のご指導はいかがですか。

谷口あるとき、このまま抗がん剤治療を続けるのか、抗がん剤治療を止めて、元気なままやりたいことをやっていくのかという末期がんの患者さんにお会いしました。私の母と同じぐらいの年齢で、まだ若い方だっただけに、私としては辛かったです。その後、外科を回ると、末期がんの患者さんが大勢いらっしゃり、亡くなる方も何人かおられました。そういう患者さんを診ていたときに、指導医の先生が患者さんと強い信頼関係を築いておられたり、目の前の患者さんの苦しみを取ってさしあげられるのは自分たちだけなんだという姿勢を持たれているところを見て、多くのことを学ばせていただきました。

私はものすごく好きで、尊敬している先生がいます。その先生は誰に対しても優しいんです。医師同士でもそうですし、患者さんにもとても優しく、いつも朗らかで明るい先生です。その先生に言われたことが「人に優しくすると絶対に返ってくるから、先生も人に優しく接するんだよ」ということです。診療に限らず、対人関係を築くうえで相手への気遣いや優しさ、話しかけやすい雰囲気を作ることはとても大事なのだと感じましたし、その先生がそれを体現されているので、私もそういうふうになりたいと思いました。

ー コメディカルの方々とのコミュニケーションはいかがですか。

谷口看護師さんも技師さんもとても優しいです。困っていると「先生、大丈夫」という声がかかります(笑)。私が一杯一杯で、手が回っていなかったりするとすぐに助けてくださいます。

特に救急外来では研修医は一杯一杯で、色々なことに気が回らなかったりするのですが、救急外来の看護師さんは皆さん優しくて、私が失敗しても「大丈夫だよ」と言ってくれます。ときには私がオーダーする前に動いてくれることもあります(笑)。色々なことを教えてくださるし、皆で研修医を育てようという気持ちが看護師さんたちからも感じられるので、とても有り難いです。

ー 病院に改善してほしいことはありますか。

谷口レストランを復活させてほしいです(笑)。とても評判が良かったのに、コロナ禍で休止になったままなので、残念です。

私も改善してほしいこととして思いつくことはレストランぐらいです(笑)。

Section05

 #05 救急

ー 安曇野赤十字病院の救急はいかがですか。

二次救急の病院です。とても大きな症例の場合は大学病院に送るのですが、それ以外は受け入れています。この医療圏で2番目に受け入れが多い病院なので、毎日、軽症から重症まで、次々に救急車が来ています。地域柄、「蜂に刺された」という方も多いです。

谷口地域柄で言えば、重症だと農作業中に怪我をされた農業従事者の方も来られますね。山で急変してヘリコプターで運ばれてきた登山客の方もいらっしゃいました。患者さんの年齢層が高く、100歳代の高齢の方も少なくありません。首都圏ではあまりお見かけしない、長野県の病院ならではの救急なのかなと思っています。

ー 当直の回数はどのぐらいですか。

谷口救急科で研修中に月2回ほどあります。その他には、17時から23時までの半直という勤務が月に4回ほどあります。

ー 当直の体制を教えてください。

谷口指導医の先生と研修医が1人ずつです。日によっては指導医1人に研修医2人、指導医2人に研修医1人、指導医2人に研修医2人のときもあります。

ー 救急外来ではどんなことが勉強になりますか。

谷口バイタルが安定していない患者さんにはバイタルを安定させないといけませんし、軽症な方であれば帰すのか、入院させるのかという判断をしなくてはいけないなど、優先順位を考えることが勉強になっています。

もたもたできない中で、優先順位をつけていくのは難しいですよね。今もそんなに分かっていないのですが、最初のうちは何をすればいいのか、全く分からなかったです。自分で当たりをつけて一通りの診察をし、血液検査や画像のオーダーをするなど、自分で考える機会を与えられているので、今は何をすべきか、何ができるのかを考えることがとても勉強になっています。

Section06

 #06 研修医室

ー 研修医室はありますか。

あります。今年度は1年目が信州大学医学部附属病院からのたすきがけの2人を入れて5人、2年目が2人の7人で過ごしています。

谷口部屋自体はクラークさんと同じ部屋で、その奥に研修医用のスペースを作っていただいています。

Section07

 #07 今後のキャリアプラン

ー 今後はどちらの科に進まれる予定ですか。

私は放射線科を考えています。放射線科には診断と治療の2つのサブスペシャリティがありますが、私は治療に興味を持っています。放射線科の専門研修プログラムは大きな病院にしかないので、今は地元の病院も含めて見学に行っているところです。

谷口私は悩み始めたところです。ただ、学生時代から産婦人科に興味を持ってきたので、そうなるとは思います(笑)。

川瀬私は麻酔科に進む予定です。麻酔科に決めるまでは救急、産婦人科、精神科と迷っていました。エクセルで表を作ってみたり、初期研修で回った診療科の先生に「こういう感じで迷っているのですが、どう思われますか」と聞いたりして、最終的に麻酔科に決めました。私は「麻酔科っぽくないよ」と言われることが多くて、「◯科のほうがいいよ」と言われることもあったのですが、初期研修でたまたま回った科の先生に「麻酔科っぽくないと言われても、自分がやってみたいと思ったら、それは向いているということなんだよ。何科を選んだとしても素晴らしいことだよ」と言っていただき、麻酔科にしようと思いました。

ー 専攻医研修はどのように考えていらっしゃいますか。

川瀬私は地元に帰り、愛知県内の大学病院のプログラムで専攻医研修をする予定です。同期の研修医も東京の病院に行きますし、当院には「この病院で初期研修をしたら、その後も長野県に残らないといけない」という雰囲気がなく、「行きたいところに自由に行って、専攻医研修をしてね」という雰囲気なので、それも当院の素敵なところだと思っています。

Section08

 #08 育児短時間勤務制度

ー 育児短時間勤務制度を使われている先生方は多いですか。

今はおられません。制度はあるので、希望したうえで状況が揃えば、使えるそうです。

Section09

 #09 院内保育所

ー 院内保育所も完備されていますよね。

谷口あづみのキッズという院内保育所があります。以前は使っていらした女性医師もいたそうですが、今は看護師さん、技師さん、事務のスタッフの方々が使っていらっしゃいます。

Section10

 #10 病児保育所

ー 病児保育所もありますね。

あづみのキッズ♡けある~むという病児・病後児保育所があります。定員が少ないこともあり、利用率としては高いそうです。

Section11

 #11 女性医師の会

ー 女性医師の会のようなものはありますか。

谷口医師だけの会はないのですが、この3人と臨床研修担当の事務の方とで食事に行ったりして、仲良く過ごしています。

Section12

 #12 安曇野赤十字病院の福利厚生

ー 福利厚生についてはいかがですか。

川瀬日本赤十字社の病院なので、夏休みもありますし、半年働いていなくても有給休暇を取らせていただくこともできるなど、大企業並みの恩恵に預かっています(笑)。休み希望に関しても1カ月前に絶対に言わないといけないということもなく、都合が悪くなると休めますし、そういう希望を言いやすい雰囲気があります。

谷口それからガソリン代ですね。病院が契約しているので、団体としての割引があるようで、普通に入れるより20円ぐらい安いです。

川瀬長野県は日本で一番と言われるぐらい、なぜかガソリンが高いんです。私たちは3人とも車で通勤しているので、ガソリン代の支給は助かっています。

Section13

 #13 寮

ー お住まいは寮ですか。

谷口寮はなく、それぞれがアパートを借りていて、病院から住居手当をいただいています。松本市内に住んでいる研修医が多いですね。松本だと病院までは車で20分から40分ぐらいです。

Section14

 #14 ワーク・ライフ・バランス

ー ワーク・ライフ・バランスをどのように心がけていらっしゃいますか。

谷口私は家に帰ったら勉強したくないし、仕事のことも考えたくないので、病院で完結し、家には持ち帰らないようにしています。

時間外勤務をつけやすい環境なので、私も仕事はなるべく病院で終わらせてから、帰宅します。家は気持ちを切り替えるところだと思うので、家では何もしないのですが、その切り替えにはあまり苦労していません。

川瀬私は結婚しているのですが、夫は医療従事者ではありません。休みの日に仕事があると、夫と一緒に過ごせる時間が減りますし、夫から「最近、忙しすぎるんじゃないの」と言われたら、「そうか、じゃ少し早めに帰ろう」と調整したりしています。

ー ご趣味など、プライベートについて、お聞かせください。

谷口アイドルの追っかけをしています。推しはM!LKです。休みの日にはライブに行くことが多いです。県外のライブに行くときはそのついでに旅行もしています。

私は超インドア派なので、家でゲームをしたりしています。大学時代はバンドをしていたので、年に1回ぐらいはライブに行くこともあります。

川瀬私は最近、看護師さんからパン作りを教わったので、パン作りが趣味になりました。お昼ご飯として自分で作ったパンを持ってくることもあります。ほかには散歩も好きです。

ー 座右の銘などはありますか。

川瀬「継続は力なり」という言葉です。私は器用なタイプではないのですが、毎日こつこつやることは得意なので、自分のペースで一生懸命努力をし続けたいなと思っています。

谷口私が長野県の大学に進学する理由になったのは長野を舞台にした『神様のカルテ』という医療小説です。その本にあった「焦ってはいけません。ただ牛のように図々しく進んで行くことが大事です」という夏目漱石の言葉を大事にしています。同期も先輩方もすごい人たちなので、つい人と比べて焦ってしまうこともありますが、私は私なりにマイペースで頑張ろうと思える言葉です。

私は先ほどお話しした、憧れの先生から言われた「人に優しくすると、絶対に返ってくる」という言葉を思い出すようにしています。

Section15

 #15 先生方の一日のスケジュール

川瀬先生の一日のスケジュール
谷口先生の一日のスケジュール
滝先生の一日のスケジュール

Movie

Hospital introduction

概要

名称安曇野赤十字病院
所在地長野県安曇野市豊科5685番地
電話番号0263-72-3170(代表)
開設年月1951年3月
院長木下 修(きのした おさむ)
休診日土曜日、日曜日、祝日
年末年始(12/29〜1/3)、創立記念日(5/1)
※ 救急の場合は随時対応いたします。
許可病床数一般病床306床(回復期リハビリテーション病棟45床、地域包括ケア病棟44床を含む)

診療科目

内科・総合診療科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外科、心臓血管外科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、皮膚科、形成外科、リハビリテーション科、病理診断科、麻酔科、救急科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、歯科口腔外科

施設基準

特殊診療指定状況

保険医療機関・国民健康保険療養取扱機関・労災保険指定・生活保護法医療扶助指定医療機関・中国残留邦人等指定医療機関・身体障害者福祉法医療機関(法第15条)・戦傷病者特別援護法指定医療機関・原子爆弾被爆者指定医療機関・基幹型臨床研修病院・結核予防法指定・性病予防法指定・DPC標準病院・救急告示病院・地域医療支援病院・人間ドック健康相談・訪問看護ステーション・指定居宅介護支援事業所・人工透析・松本広域医療圏第2次救急医療指定施設(輪番病院)・母体保護法指定医・設備

教育施設 / 認定施設

  • 日本循環器学会認定専門医研修施設
  • 日本不整脈学会・日本心電図学会認定不整脈専門医研修施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)研修関連施設
  • 日本神経学会認定教育施設
  • 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
  • 日本外科学会 外科専門医制度修練施設
  • 日本がん治療認定医機構・認定研修施設
  • 日本整形外科学会認定専門医研修施設
  • 日本消化器外科学会認定医修練施設
  • 日本消化管学会胃腸科指導施設
  • 日本脳神経外 科学会認定専門医訓練C項施設
  • 日本麻酔科学会認定麻酔科研修施設
  • 日本泌尿器科学会専門医教施設・基幹教育施設
  • マンモグラフィ検診施設
  • NST稼動施設
  • 臨床微生物検査技師研修施設
  • 日本病理学会研修登録施設
  • 日本臨床細胞学会施設
  • 日本救急医学会救急科専門医指定施設
  • マンモグラフィ検診施設画像認定
  • 日本糖尿病学会認定教育施設Ⅰ
  • 日本内分泌学会認定教育施設
  • 日本透析医学会教育関連施設
  • 日本腎臓学会研修施設
  • 日本腎臓学会認定教育施設
  • 日本リハビリテーション医学会研修施設
  • 日本脳卒中学会専門医認定制度による研修教育施設
  • 一次脳卒中センター(PSC)

連載: 日本赤十字社 全国で活躍する女性医師

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