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    国試過去問解説 2026-02-11

    国試過去問解説 自然免疫 国試 (115F31)

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    115F31
    ウイルスに初感染した際に感染初期から働く免疫担当細胞はどれか。
    2つ選べ。

    答え
    不正解

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    免疫系は自然免疫と獲得免疫が協働することによって成り立っている。自然免疫は異物を非自己と判断することで非特異的な反応を即時的に起こす。一方獲得免疫は特定の抗原に対して細胞性免疫、液性免疫を働かせることで特異的な反応を起こす。(110B14)

    a B細胞は抗原のへの接触、取り込みとヘルパーT細胞からのサイトカインにより活性化し、形質細胞へと分化し抗体を産生する。このしくみは抗原特異的反応である獲得免疫に分類され、ウイルス初感染時の感染初期における免疫系の初動的なはたらきではない。よってaは×である。

    b T細胞はヘルパーT細胞と細胞傷害性T細胞(CTL)に大別される。ヘルパーT細胞はマクロファージの活性化、CTLの活性化、B細胞の活性化を行い、活性化されたCTLはウイルス感染細胞や腫瘍細胞を特異的に障害する。これもまた獲得免疫に分類されるため、ウイルス初感染時の感染初期の免疫系の初動的はたらきとはいえない。よってbは×である。

    c ウイルスに対する自然免疫のはたらきとしてはNK細胞による感染細胞の傷害・破壊により感染防御が行われる。よってウイルス初感染時の感染初期の免疫系の初動的はたらきと考えられる。よってcは〇である。

    d B細胞が抗原に曝されて活性化し、抗体産生に特化された形質細胞に分化し液性免疫を誘導する。抗体にはオプソニン化、中和、ADCC、補体の活性化などの作用がある。形質細胞は、抗原を認識しB細胞が活性化し分化して生ずるため、ウイルス初感染時の感染初期の自然免疫のはたらきには当たらない。よってdは×である。

    e マクロファージは活性化することで、細胞内寄生菌などを殺菌できるようになる。またウイルス初感染時の感染初期においても炎症性サイトカインの分泌や抗原提示などにより、自然免疫から獲得免疫へつないでいく役割も持っていると考えられる。よってeは〇になる。

    時間のある方は参考資料としてこちらをご覧ください。

    連載: 国試過去問解説