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国試過去問解説 2026-01-07

国試過去問解説 先天性胆道閉鎖症, 先天性胆道拡張症, 新生児肝炎 国試 (112C26)

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112C26
日齢21の新生児。母子手帳の便色カードを見て、便の色が薄いことに気付いた母親に連れられて来院した。在胎39週、出生体重2,800gで出生し、出生時に異常は指摘されなかった。完全母乳栄養である。体重3,200g。体温37.0℃。心拍数110/分、整。血圧80/40mmHg。呼吸数32/分。SpO2 98% (room air)。四肢を活発に動かしている。皮膚および眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は軽度膨満しており、肝を肋骨弓下に3cm触知する。腸雑音の亢進はない。患児の便の写真を別に示す。
母親への説明で適切なのはどれか。


答え
不正解

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灰白色便、黄疸より胆汁が消化管へ流れていない病態を考える。新生児期より胆道閉鎖症を疑う。

a 新生児母乳黄疸も考えられるが、母乳黄疸であったとしても母乳を中止する必要はない。よってaは×。

b 血液検査により、肝障害や胆汁うっ滞の所見がみられる。また超音波検査で胆嚢が描出されないことや胆道が造影されないなどの所見により、胆道閉鎖症と診断できる。よってbは〇である。

c 1週間待つ必要はなく、逆にすみやかに診断をし、治療につなげなければならない。胆汁の役割や肝障害による影響を考えればなるべくすぐに状態を評価すべきである。よってcは×。

d 灰白色便からウイルス性腸炎は鑑別に挙げられるが、とくに細菌性腸炎を示唆するような所見はみられない。よってdは×。

e 先天性胆道閉鎖症は肝硬変に移行するため、灰白色便、黄疸、肝腫大などから血液検査と超音波検査を行うべきである。治療法である葛西の手術(肝門部腸吻合術)の適応は生後2か月以内である。よってeは×である。

時間のある方は参考資料としてこちらをご覧ください。

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