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    3. 国試過去問解説 大腸癌(113D28)
    国試過去問解説 2025-01-27

    国試過去問解説 大腸癌(113D28)

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    113D28
    72歳の女性。2か月前から便に血液が付着し、便秘傾向になったため来院した。腹部は平坦、軟で、腫瘤を触知しない。下部消化管内視鏡像(A)及びCTコロノグラム(B)を別に示す。胸腹部造影CTで他臓器やリンパ節への転移を認めない。
    術式として適切なのはどれか。


    (A)
    答え
    不正解

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    72歳、便に血液付着、便秘傾向より大腸癌を疑う。下部消化管内視鏡では出血性潰瘍の全周性狭窄病変とCTコロノグラムにおいてはS状結腸部分に高度狭窄(apple core sign)を認め、進行大腸癌を考える。

    a 遠隔転移とリンパ節転移は認めないことより、大腸がんの存在部位はS状結腸であるから、S状結腸切除術の適応となる。よってaは〇。

    b CTコロノグラムにおいて横行結腸に病変は認められないため、横行結腸切除術は本例では適応とならない。よってbは×。

    c CTコロノグラムにおいて上行結腸には病変は認められないため、右半結腸切除術は本例では適応とならない。一般に右側大腸癌は症状が出にくく、癌が大きくなってから腹部腫瘤や貧血を指摘されて発見されることも多い。よってcは×。

    d 家族性大腸腺腫症(FAP)は常染色体優性遺伝の疾患であるが、高率に大腸癌に癌化するため、大腸全摘術を施行する。S状結腸癌の治療としては行わない。よってdは×。

    e 直腸切断術はMiles手術とも呼ばれ、腹部・会陰からアプローチし、肛門括約筋を含め、直腸を切断する。肛門は閉鎖され、人工肛門が造設される。直腸癌に対する術式である。S状結腸癌に対しては施行されない。よってeは×である。
    本記事の参考資料につきましてはこちらをご覧ください。

    連載: 国試過去問解説