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    国試過去問解説 2024-11-11

    国試過去問解説 痛風(112E28)

    痛風(112E28)
    43歳の男性。足の痛みを主訴に来院した。2日前に左足の第一中足趾節関節が急激に痛くなった。 他の場所に痛みはない。以前にも同部位に同様の痛みを経験したことがある。 3年前から毎年、健診で高尿酸血症を指摘されている。1か月前に受けた健診で、尿酸値は9.0mg/dLであった。 意識は清明。体温37.0℃。脈拍80/分、整。血圧132/88mmHg。 左足の第一中足趾節関節に熱感と圧痛とを認める。同部位の写真を別に示す。
    まず行うべき治療はどれか。

    答え
    不正解

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    左足の第一趾の基部に発赤・腫脹があり、急激な痛みや高尿酸血症を認めることから痛風発作と診断される。

    a 骨折、脱臼など整形外科的疾患ではないので、ギブス固定による治療は必要ないと考えられる。よってaは×。

    b 自覚症状、他覚症状、血液検査、症状の部位などから痛風が最も強く疑われ、痛風として診断・治療すべきと考えられるので抗菌薬の投与は行わない。よってbは×。

    c 膠原病や自己免疫疾患で用いられるが、痛風の発症においては尿酸値の上昇、関節での尿酸の析出が主な原因であるので、免疫抑制薬は用いない。よってcは×。

    d 痛風の発作のない時期(間欠期)には、尿酸合成阻害薬(アロプリノール)や尿酸排泄促進薬(プロベネシド)を用いるが、急激な尿酸値の降下は発作期において、発作を誘発するため使用しない。よってdは×。

    e 発作期には、前兆期にはコルヒチンで炎症反応を抑制しつつ、発作極期にはNSAIDsを用いて症状を緩和する。ただし、アスピリンは尿酸値を変化させるため使用しない。よってeが○。

    時間のある方は参考資料として

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/101/4/101_1027/_pdfをご覧ください。

    連載: 国試過去問解説