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日本赤十字社 全国で活躍する女性医師 2025-07-31

日本赤十字社医療センター

全国の赤十字病院の中から、東京都の日本赤十字社医療センターにお伺いしました。勤務内容や1日のスケジュール、家庭と仕事の両立など、女性医師ならではの声が聞けるインタビューです。

Female doctor Interview

Profile

1980年に東京都江東区に生まれる。東京都立大学理学部化学科を卒業後、塾講師となる。2009年に名古屋市立大学に入学する。2015年に名古屋市立大学を卒業後、東京医療センターで初期研修を行う。2017年に日本赤十字社医療センターで外科専門研修を行う。2020年に日本赤十字社医療センター呼吸器外科スタッフとなる。
日本外科学会外科専門医、da Vinci Certificate (Console Surgeon)、厚生労働省認定外傷外科医養成研修事業修了者、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、難病指定医など。

Contents

Interview

Section01

 #01 日本赤十字社医療センター

ー 病院の特徴は?

和田東京都渋谷区にある総合病院で、三次救急を担っています。そのため、かなり重症な患者さんも当センターでは受け入れています。外科で言うと、消化器外科でも上部、下部、肝胆膵に分かれていますし、私たち呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科があるほか、小児外科もあります。市中病院で小児外科がある病院は珍しいですし、いろいろな診療科が揃っているところが大きな特長ではないでしょうか。救急にも色々な患者さんが来られますし、外科としても幅広い疾患を診療していますので、研修医の先生方にも様々な疾患を経験していただけるのではないかと思っています。

ー 初期研修での人気の秘密は?

和田研修先を決めるときには見学に行きますよね。もちろん私たちも見学に来てくれた学生さんに説明をしたり、診療しているところを見てもらったりしています。でも、学生さんと一番よく会話をしているのは研修医の先生方なんです。そうした1つ上、2つ上の先生方の雰囲気や,面倒見が良く勉強熱心なところを見て、「こんなふうになりたい」と憧れて当センターを選んでくれていて、代々繋っていっているのかなと、思っています。

Section02

 #02 医師を目指す

ー 医師を目指したきっかけをお聞かせください。

和田もともとは理学部化学科に進学したのですが、勉強していくうちに医療に関する素材や技術の開発に興味を持ちました。大学院に行くことも考えたのですが、興味がある分野をより深く知ってみたいと思い、医学部を再受験しました。学生時代に塾講師のアルバイトをしていたこともあり、再受験する前は塾講師として働き、子ども達に算数や理科を教えていました。教える仕事も、子どもの成長を感じられて面白かったですし遣り甲斐もありました。再受験の結果医学生になったのですが、最初は研究志望だったんです。でも臨床の面白さに気づき、今は臨床しかしていないというところに至っています。

ー 初期研修の病院を選んだ理由をお聞かせください。

和田三次救急の病院で研修をしたいと思っていたので、三次救急の病院を探しました。当センターも三次救急ですが、東京医療センターは見学に行ったときに初期研修医の先生同士がとても仲良くて、お互いに協力しながら仕事をしていた姿が印象的でした。初期研修医を教える後期研修医やスタッフの先生方もとても魅力的でしたので、最初の仕事はここがいいな、こういう環境で仕事をしていきたいなと考え、東京医療センターを選びました。

ー 初期研修を振り返っていかがですか。

和田東京医療センターでは初期研修医がファーストコールを担当しますので、何かあるとすぐに電話がかかってきます。最初は何も分からず、電話を受けては上の先生に相談の電話をするということを何度も繰り返していました。でもそのたびに丁寧に教えていただいて、私も上の立場になったらこうやって下の先生に接しようと強く思いました。本当に電話が頻繁にかかってくるので、自分でも考えないといけないし、勉強もしないといけない。臨床研修をする上で大切な姿勢を身につけられました。そして、そういった生活を支え合える仲間と同じ空間で同じ温度で同じ時間を有したことはかけがえのない経験となりましたし、今も連絡を取りときどき会ったりしています。

ー 専攻医研修先を日本赤十字社医療センターに決められたのはいつですか。

和田初期研修の間です。私の学年は、新専門医制度になると言われていたけれども結局はならなかった学年です。特に外科の新専門医制度は不透明なことが多かったため、その年は外科の専攻医を採用したのは大学病院のほかは少なく、市中病院で採用している病院の一つが当センターでした。不安定な状況の中でも後期研修制度を続けられる体制であったこと、三次救急の病院であったことに加えて、一番の魅力的に感じられたのは外科が臓器別だったことです。東京医療センターも大きな病院ですが、呼吸器外科と乳腺外科を除けば、消化器外科は一つにまとまっていて、当時私はそれが市中病院として一般的なあり方だと思っていました。でも、当センターは消化器だけでも上部、下部、肝胆膵と3つに分かれており、それぞれをローテートできることに惹かれました。一つの分野をある程度まとめて、連続して研修したほうが自分の身になりそうな気がしたので、臓器別になっている当センターに魅力を感じました。それから小児外科の存在ですね。小児外科のある市中病院はなかなかなく、小児外科のローテートだけ他施設に行かないといけないケースも多いのですが、当センターでは施設を変えることなく研修できることもあり、当センターに応募しました。

Section03

 #03 専門を選ぶ

ー ご専門を選ばれたきっかけについて、お話しください。

和田初期研修が始まるときには「外科」ということまでは決めていましたし、消化器外科を目指して専攻医研修に臨みました。でも呼吸器外科をローテートした際に気持ちが変わりました。呼吸器外科の手術も見たことがないわけではなかったのですが、自分が主体的に携わったことはなかったのですね。実際に手術をしてみると、見ていたときとは随分と印象が違い非常に興味深い分野だと思いました。また、部長の古畑善章先生の影響も大きいですね。そういった出会いがあって、呼吸器外科に進もうと考えました。

ー 専攻医研修を始めた頃は消化器外科志望だったのですね。

和田そうです。その中でも大腸外科に興味を持っていました、消化器外科の中では大腸外科の手術の進み方と言いますか、手術の景色が好きだったんです。腸があって、腫瘍を取って、どうやって繋ごうかなと考えたりするのも楽しかったです。また大腸外科は腫瘍だけでなく、緊急性のある疾患も多いので、最初はとても具合の悪かった患者さんが時間はかかっても元気になって退院される姿を見られたりと、色々な学びがありました。今でも院内で大腸外科の先生にあったときに「大腸外科に来るって言ってたよね」と言われています(笑)。

ー よほど呼吸器外科のインパクトが強かったのですね。

和田そうですね。お腹の手術とは全く違いました。呼吸器は心臓から出てきてすぐの場所にあり、大きな血管も数多くある場所ですから、手術の操作も非常に繊細です。肺は再生しませんので、たくさん切るとそれだけ息苦しくなります。日常生活に支障をきたさずに病気を治すにはどうすればいいのかを考えていかなくてはいけません。また,大きな血管のあるところの手術をいかに安全に進めていくのか、どうしたらうまくいくのかを考えていくことも楽しいと感じたので、呼吸器外科を選びました。

ー 専攻医研修はいかがでしたか。

和田結構忙しかったのですが、自ら望んで忙しくしていた気がします(笑)。外科医は経験したことがそのまま自分の身になるので、とにかく多くの手術をしてみたかったですし、色々な症例を診たいと思っていました。当センターでは専攻医や研修医の連絡網があり、緊急手術があると、そこに「●時から△△の手術があります」という情報が流れてきます。今はその連絡網からは外れたのですが、専攻医のときはその情報をもとにほとんどの手術を見に行っていました。驚いたのは、専攻医で来たばかりの時、自分より学年が下である研修医の先生が私より執刀経験が多かったことです。私の場合は研修先の病院が変わったこともあって、とにかく色々な先生方が手術をされるところを見たかったし、経験を積みたい、という気持ちになりました。夜中でも明け方でも病院に行き手術を見ていたのですが、非常に充実していて楽しかったです。

ー 専攻医研修が終わってからは日本赤十字社医療センターに就職されたのですよね。

和田呼吸器外科に進もう、と決めて、進路を探したのですが、部長の古畑先生のご尽力に加えタイミングにも恵まれ、呼吸器外科医としてそのまま当センターに残れることになりました。

ー 医師として、影響や刺激を受けた人はいますか。

和田やはり古畑先生の存在は非常に大きいですね。消化器外科医になろうと思って始めた専攻医研修でしたが、呼吸器外科を回ったときに、古畑先生には謎かけのような質問を次々にされて、そのたびに「どうなんだろう」と考えさせられました。印象深かったのは「呼吸器外科は楽しいんだよね。楽しいだけではなく、一生の仕事に足る、そんな仕事だと思う」とおっしゃったことです。それだけ長く仕事をしてこられた方がそうおっしゃるということは本当に深い世界なんだなと、興味を持ちました。呼吸器外科に進もう、と思わせてくださった古畑先生は外科医としての私のお父さんみたいな存在です。

Section04

 #04 救急

ー 日本赤十字社医療センターの救急の特徴をお聞かせください。

和田三次救急の病院で、歩いて来られる方から重症の方まで幅広い重症度の方が受診されます。救急科と各科の当直がいて診療にあたりますが、研修医の先生たちにも診察や、方針の検討、各科の先生方への相談、処置と、上級医の指導のもとで活躍してもらっています。私は外傷外科にも興味があり、厚生労働省と日本外科学会の共同事業である外傷外科医を育成する講習会に行かせていただきました。そこで勉強したことを活かすべく、当センターの救急科の先生方と相談し、救急外来に緊急手術をしないといけないような外傷の患者さんが来られたときは声をかけていただくようにお願いしています。

ー 当直の回数をお聞かせください。

和田専攻医のときは外科当直と救急の当直をしていましたが、今は外科の当直のみで、月に2回です。

Section05

 #05 キャリアを積む

ー 日本赤十字社医療センターでの勤務内容をお聞かせください。

和田手術日として決まっている曜日は月曜日と水曜日です。この日は基本的には手術だけをしています。手術はお昼過ぎに終わることもありますし、2件、3件と入っている日は夕方ぐらいまでかかることもあります。呼吸器外科は緊急手術があまりない科なのですが、全くないわけではありません。例えば救急でいらした患者さんの手術を早めにしたほうがいいとなったら、予定日以外でも手術をすることもありますね。外来は私の場合は基本的には木曜日と決まっていますが、他院から紹介頂いたり、他の科の先生からご相談を頂いたりした患者さんをそれ以外でも診察しています。それ以外の時間は病棟の処置をしたり、手術の準備をしたり、研修医の先生の指導をするなどしています。

ー サブスペシャリティについて、お聞かせください。

和田今、手術の傷を小さく、数も少なくしようという流れが呼吸器外科のみならず、色々な外科でありますが、私も単孔式手術に興味を持っています。単孔式手術は一か所の傷から色々な道具を入れて手術をするもので、傷は4センチ以内です。やはり傷が小さくて、一か所にできれば患者さんの負担も軽いので、勉強したり、外部施設に練習に行ったりして、手術技術の向上を目指しています。また、ロボット手術の分野も傷を減らしていく試みがされているので、そちらも合わせて頑張っていきたいです。

ー 診療方針をお聞かせください。

和田医療は正解のない世界で、一般的には手術をしたほうがいい場合でも患者さん本人にとっては必ずしもそうではないこともあります。今は患者さんに選んでもらうこと、患者さんの意思に任せるケースも増えていますが、患者さん本人が選ぶということはとても難しいものだと感じています。それをうまく選択する手助けをするために、患者さんの生活背景なども考慮した上で、その患者さんが一番良く生きていくためにはどうしたらいいのかということを常に考え、分かりやすく説明することが必要だと思っています。

ー 日本赤十字社医療センターで実現したキャリアはどのようなものですか。

和田資格としては外科専門医を取らせていただきましたし、呼吸器外科の専門医もそろそろ取れる予定です。また、ロボット手術のサーティフィケートも取らせていただきました。また、初めての国際学会にも行かせていただきました。世界肺癌学会(IASLC/WCLC)で発表の機会に恵まれたことは本当に感慨深く思っています。

ー これまでの勤務で印象に残っていることはどんなことですか。

和田当センターだからこそできたと感じていることが一つあります。当センターは災害救護や公式行事での救護のご依頼をいただくことがあります。私も色々な行事に派遣されることがあるのですが、中でも硫黄島に行ったことが印象に残っています。硫黄島は第二次世界大戦での激戦地で、現在は基地になっていて普段は入れないのですが、ご遺族が参加される慰霊祭があり、毎回当センターから医師と看護師が帯同します。それに選ばれて派遣された際、思わず「ここで激しい戦いが行われたのだ」と島の風景を見て感傷に浸ってしまいました。当センターに勤務していなければ、私はきっと硫黄島に行くことはなかったと思います。

ー 初期研修医の指導にあたって、心がけていることはありますか。

和田有り難いことに、実は呼吸器外科は初期研修医に人気の診療科なんです(笑)。手術としてはお腹のように一般的ではないかもしれませんが、それでも外科は外科ですので、外科の一般的なことはきちんとできるようにということで、空いた時間を見て糸を結んだり縫う練習などを必ずしてもらっています。そのうえで手術の最後に傷を閉じるときに縫ってもらう、という研修に繋げています。さらに月に1回ぐらい、手術の練習会をしており、そこで色々な道具の使い方や基本的な手技の習得をしてもらっています。その後うまくタイミングが合えば、もちろん私たちが手伝いながらですが、手術を一部してもらったり、呼吸器外科には胸腔ドレーンなど処置をする機会が多くあるので、そうした処置を経験してもらったりしています。

ー これまでのキャリアを振り返られて、いかがですか。

和田振り返ると、最初に考えていたことや想像していたことからだんだんと変わっていくことが色々とありました。こうするんだと決めて最後までやり通すことももちろん素晴らしいと思うのですが、これでいいのかなと感じた時に、客観的に選べる自分でありたいと思っています。これまでそのようにやってきて、いい道を歩んでこられたと思っていますので、これからもそういった自分の直感を大事にしながらキャリアを重ねていけたらと考えています。

Section06

 #06 家庭との両立

ー ご出産されたのはいつですか。

和田初期研修医1年目の2016年3月に長女を出産しました。何の自慢にもならないのですが、産前3週間、産後7週間ほどの休暇を取り、生後50日目に保育所に入所しました。1月は心臓血管外科を回っていたのですが、冬なので血管の緊急手術が多くあり、2月は脳神経外科でこちらも緊急手術が多かったんです。3月になり、もう少し働けるなと思っていましたが、「さすがに、もう休んで」と言われました(笑)。そこから産前産後休暇をいただき、ゴールデンウィーク明けに復帰しました。いろいろなことで同期には助けられっぱなしで本当に感謝しています。復帰にあたっては東京医療センターの院内保育所を使いました。3月生まれだと認可保育所入所は厳しいので、院内保育所があって有り難かったです。育児や家事は私の両親に全面的にサポートしてもらえたので、仕事にばりばり打ち込めました。あまり誉められた話でもないですね(笑)。

ー 仕事と家庭をどのように両立されてきたのですか。

和田両立させていたとは恥ずかしくてとても言えません(笑)。夫が単身赴任していることもあり、私の両親と同居していますので、家に帰らなくても家事が回っていました。当直免除などの権利もいただかず、当直も普通にしていました。両親がいるので、周りの先生方も夜中に私がいても心配していなかったのだと思います。両親の都合がつかないときはベビーシッターにお願いしていましたし、学童保育を利用したり,助けてくださる方にはとにかく助けていただいていました。今は以前のようにがむしゃらに働くこともやめ、子どもも大きくなってきて、徐々に落ち着いてきた感じがします。


Section07

 #07 今後のキャリアプラン

ー 今後のビジョンをお聞かせください。

和田先ほどお話した単孔式手術やロボット手術などの低侵襲手術がキーワードになるかなと思っています。患者さんの中にはご高齢の方や基礎疾患のある方も多いので、そういった方々にも安全で、そして確実性のある手術をしていけるように、ほかのスタッフ2人を含めた3人で協力しながら頑張っていきたいです。

Section08

 #08 育児短時間勤務制度

ー 育児短時間勤務制度を使っていらっしゃいましたか。

和田私は使っていませんし、外科系の医師にも使っている人はほとんどいないと思いますが、診療科によってはいらっしゃるかもしれません。それぞれの診療科で出勤時間や退勤時間をやり繰りして、フルタイムで勤務している先生方が多いですね。

Section09

 #09 院内保育所

ー 院内保育所がありますよね。

和田「さくらんぼ」という院内保育所があります。使っている医師もいます。敷地内にありますので、送迎が楽だという話を聞いたことがあります。

Section10

 #10 病児保育所

ー 病児保育所もありますか。

和田病児保育所はありません。お子さんの具合が悪い時にはみんなで協力して、男性女性問わずお休みをとってもらっていることが多いです。

Section11

 #11 女性医師の会

ー 女性医師の会のようなものはありますか。

和田「女性医師の会」としては特にないのですが、外科にも女性医師が多いので、お喋りをしたり、ときどき一緒に出かけたりと、仲良く楽しく過ごしています。

Section12

 #12 日本赤十字社医療センターの福利厚生

ー 福利厚生についてはいかがですか。

和田有給休暇は、他のスタッフと調整しながら問題なく取得することができます。夏休みはもちろん、それ以外でも休みたいことがあれば、休みを取っています。ベビーシッターの補助制度もあります。私はその制度が認められる前に対象となる期間を終えていたので、話を聞いたときはいいなと思いました(笑)。

ー 日本赤十字社医療センターでの女性医師の働きやすさはどのようなところにありますか。

和田男性医師も女性医師も思いやりを持って協力しながら働いていますので、とても働きやすく仕事をさせていただいています。

Section13

 #13 ワーク・ライフ・バランス

ー ワーク・ライフ・バランスをどのように心がけていらっしゃいますか。

和田家にいるときは完璧を求めず、そこそこでいいから楽しく過ごそうと思っています。毎朝6時に起きて、自分の支度と家事をします。毎日必ず一か所は掃除をすると決めているので、掃除をしてから、子どもに朝食を食べさせて家を出ます。育児短時間勤務制度は使っていないのですが、平日に行事などがあったりすると時間休や半休をいただいたりすることもあります。そういったときも気持ちよく「行ってらっしゃい」という感じなので、とても助かっています。普段は夕方までに通常の仕事を終わらせ、それから自分の勉強などをして、18時か19時には帰宅するというような暮らしをしています。「そこそこで楽しく」「できることをやる」がモットーです。

和田先生スケジュール

ー ご趣味など、プライベートについて、お聞かせください。

和田実は大学生の頃からバイクに乗ることが好きで、1200ccのバイクに乗っています。それで救護に行ったこともあるんですよ。東北復興チャリティの自転車レースがあり、救護班が自転車で並走するチーム、バイクで見守るチーム、ドクターカーのチームの3チームに分かれて、参加者をサポートしました。私はバイクチームの一員として参加しました。最近は遠出はちょっとお休みしていますが、以前は北海道や九州を旅したこともあります。夏休みは沖縄の離島に行くことが多いです。沖縄の離島はどこも海が綺麗ですし、ゆったりした時間が流れているので、海を眺めたり、海に足をつけたりして喜んでいます(笑)。今年も離島に行く予定を立てていて、今から夏休みが楽しみです。

ー 座右の銘などはありますか。

和田「自分の直感を信じる」です。これでいいのかなと迷うこともありますが、ぴんと来たものは間違いないと思っています。

Movie

Hospital introduction

概要

名称日本赤十字社医療センター
所在地〒150-8935 東京都渋谷区広尾4-1-22
電話番号TEL:03-3400-1311(代表)
FAX:03-3409-1604
開設年月1972年(昭和47年)11月
院長中島 淳(なかじま じゅん)
休診日土日祝日、年末年始(12月29日~1月3日)、創立記念日(5月1日)
許可病床数一般 645床

診療体制

診療科目

糖尿病内分泌科、血液内科、感染症科、膠原病・アレルギー内科、腎臓内科、 緩和ケア科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器外科、乳腺外科、胃・食道外科、肝胆膵・移植外科、 大腸肛門外科、心臓血管外科、メンタルヘルス科、骨・関節整形外科、脊椎整形外科、脳神経外科、皮膚科、 泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、産科、婦人科、新生児科、小児科、小児保健、 小児外科、麻酔科、集中治療科、化学療法科、内視鏡診断治療科、放射線腫瘍科、放射線診断科、放射線血管内治療科、 リハビリテーション科、救急科、健康管理科、歯科口腔外科

その他の部門

薬剤部、病理部、検査部、輸血部、医療技術部、看護部、総務部、事業部、患者支援室、国内医療救護部、国際医療救援部、周産母子・小児センター、MFICU、NICU、GCU、救命救急センター、EICU、血液浄化センター、健康管理センター、MEセンター、中央手術室、ICU、PCU、化学療法室、内視鏡室、医療安全推進室、感染管理室、教育研修推進室、治験管理室、経営企画戦略室、患者支援センター、がん相談支援センター

センター等

救命救急センター/周産母子・小児センター/血液浄化センター/創傷ケア外来/周術期センター/骨髄腫アミロイドーシスセンター/血管内治療センター/緩和ケアセンター/遺伝診療・がんゲノムセンター/間質性肺炎センター/内視鏡室/健康管理センター

機能

  • 東京都救命救急センター
  • 東京都地域救急医療センター
  • 東京都地域災害拠点病院
  • 地域がん診療連携拠点病院
  • 東京都脳卒中急性期医療機関
  • 地域医療支援病院
  • 東京都総合周産期母子医療センター(母体救命対応総合周産期母子医療センター)
  • WHO(世界保健機関)・UNICEF(国際連合児童基金)認定「Baby-Friendly Hospital」
  • エイズ診療拠点病院
  • 臨床研修指定病院
  • 臨床修練指定病院
  • 臓器提供施設
  • 非血縁者間骨髄採取施設・移植診療科
  • 東京都CCUネットワーク加盟施設
  • 日本病院会・日本人間ドック学会/人間ドック・健診施設機能評価認定施設
  • 東京DMAT指定病院
  • がんゲノム医療連携病院
  • 紹介受診重点医療機関
  • 医療措置協定締結医療機関(第一種協定指定医療機関)

指定・認定施設等

    ■ 基本領域
  • 日本小児科学会
  • 日本皮膚科学会
  • 日本外科学会
  • 日本整形外科学会
  • 日本産科婦人科学会
  • 日本眼科学会
  • 日本耳鼻咽喉科学会
  • 日本泌尿器科学会
  • 日本脳神経外科学会
  • 日本医学放射線学会
  • 日本麻酔科学会
  • 日本病理学会
  • 日本救急医学会
  • 日本リハビリテーション医学会
    ■ サブスペシャリティ領域
  • 日本消化器病学会
  • 日本循環器学会
  • 日本呼吸器学会
  • 日本血液学会
  • 日本神経学会
  • 日本腎臓学会
  • 日本リウマチ学会
  • 日本消化器外科学会
  • 呼吸器外科専門医合同委員会
  • 心臓血管外科専門医認定機構
  • 日本小児外科学会
  • 日本乳癌学会
  • 日本医学放射線学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本感染症学会
  • 日本臨床腫瘍学会
  • 日本肝臓学会
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本糖尿病学会

その他附属施設

  • 日本赤十字社医療センター附属乳児院
  • 日本赤十字社助産師学校

同一構内施設

  • 日本赤十字看護大学・大学院(学校法人日本赤十字学園)
  • 日本赤十字社幹部看護師研修センター
  • 日本赤十字社総合福祉センター

施設基準について

当センターは次の施設基準を満たしている保険医療機関です。

※基本診療料、特掲診療料(2024年7月1日現在)はこちら(PDFファイル)です。

※厚生労働大臣の定める掲示事項(2025年5月1日現在)はこちら(PDFファイル)です。

連載: 日本赤十字社 全国で活躍する女性医師

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