検索
病院名・地域などで検索
新規無料会員登録
アカウントをお持ちではありませんか?
ログイン
こちらもご利用いただけます
  1. トップ
  2. 国試過去問解説
  3. 国試過去問解説 酸塩基平衡障害 国試(117A75)
国試過去問解説 2025-06-18

国試過去問解説 酸塩基平衡障害 国試(117A75)

e-residentが医師国家試験の勉強をサポート! どこよりも詳しい解説で合格への道を拓きましょう!

117A75
動脈血ガス分析(room air)にてpH 7.48、PaCO2 52Torr、PaO2 72Torr、HCO3- 37mEq/Lであった。
単純性の酸塩基平衡障害として、最初の変化(1次性変化)と代償性変化(2次性変化)の組合せで正しいのはどれか。

答え
不正解

解説文はログイン後ご覧いただけます

ログインする
PaCO2上昇・HCO3-上昇より、呼吸性アシドーシスか代謝性アルカローシスに絞られる。pHの基準値(7.40±0.05)を超えており、ベースはアルカローシスであることがわかる。PaCO2上昇より、呼吸性の代償性変化が起こっていることがわかる。以上から代償ありの代謝性アルカローシスであると推測できる。なお、代謝性アルカローシスと代謝性アシドーシスにおける代償性変化に関しては、代償反応の予測式であるpCO2、(Torr)≒HCO3- (mEq/L)+15に当てはめることで適切な代償であるか検討することができる。

時間のある方は参考資料としてこちらをご覧ください。

連載: 国試過去問解説