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〜公衆衛生学の中の統計〜

国家試験直前となってきました。
今から内科、外科などを0からスタートといっている方はいないでしょうね。この時期大切なのは今まで勉強してまとめてきた内容を見直すことです。
しかし、中には理論もなく丸暗記しなければならない内容もあります。その代表が公衆衛生学の中の統計です。以下に試験に出そうな内容をまとめてみましたので、試験直前や会場に行く電車の中ででも時間があるときに見直してみてください。

■ わが国の人口総数1億2729万人で年々微増、生産年齢人口は減少、人口ピラミッドは「ひょうたん型」である。
■ 老年人口割合18%、老年人口指数26.5、老年化指数125.1、老人の単独世帯318万ですべてが増加傾向にある。
■ 合計特殊出生率1.36であり、継続すればいずれは人口減少が始まる。特に都市部(東京)は低く1.08である。出生数は男>女。
■ 粗死亡率は人口千人あたり男8.6、女6.8であり緩やかに上昇。年齢調整死亡率は人口千人あたり男5.2、女2.7であり低下している。
■ 0歳平均余命=平均寿命
■ 出生千に対して周産期死亡率は5.5、新生児死亡率1.6、乳児死亡率3.1でありすべてが年々低下している。
■ 日本における悪性新生物の部位別死亡順位と人口10万対は、1位胃がん(38.5で減少傾向)2位肺がん(35で増加傾向)3位大腸がん(15.4で増加傾向)である。ちなみにアメリカは1位肺がん(57.6)2位乳がん(30.7)3位大腸がん(18.0)である。
■ 日本の悪性新生物の部位別死亡順位を性別で見てみると、男:1位肺 2位胃 3位肝臓 4位大腸、女:1位胃 2位大腸 3位肺 4位乳房である。
■ わが国の死因統計の順位は、1位悪性新生物(30.7%)2位心疾患(15.3%)3位脳血管疾患(13.8%)4位肺炎(9.0%)5位不慮の事故(4.1%)。語呂合わせで「おしんの遠慮(悪心脳炎慮)」。
■ 悪性新生物の国際比較で、わが国が欧米より多い部位は、胃、食道、肝臓、胆道。
■ 受療率は3年に一回患者調査に基づき計算される。人口10万対で受療率を年齢階級別にみると、入院は85歳以上が最高で10〜14歳が最低、外来は75〜79歳が最高で15〜19歳が最低である。

■ 傷病別受療率をみると、入院患者は1位精神および行動の障害 2位循環器系(1位と2位の差は殆どない)3位新生物 4位損傷・中毒であり、外来患者は1位消化器系 2位循環器系 3位筋骨格系 4位呼吸器系である。
■ 入院患者において、精神および行動の障害の中では統合失調症(精神分裂病)が最多、循環器系では脳血管疾患が最多。

■ 外来患者において、消化器系では歯の疾患が最多、循環器系では高血圧疾患が最多。
■ 平均在院日数が最も長い疾患は、統合失調症(精神分裂病)である。
■ ここ数年発症が全く報告されていない感染症は、急性灰白髄炎(ポリオ)、炭疽、ペスト(日本に存在しない)、発疹チフス(日本に存在しない)、狂犬病(日本に存在しない)。

以上の内容は医学的根拠など全く関係ないものです。よって丸暗記してください。毎年この内容に関係するような問題は必ず出題されます。これらは試験直前に確認してください。覚えてから1週間は空けないほうがいいでしょう。試験数時間前が効果的です。
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