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ハッピー♡マッチ
崎長 ライト  編集:杜 美樹  挿絵:羽野 ねねこ
第一部 東京 秋 第三話 倖田組員とエイター BY アオイ
2016.09.30

 東京での医学生対象の病院就職説明会は、爆笑の連続で大盛り上がりだった。ポイントポイントで、カリスマ・コンシェルジュ、渡辺菜々が倖田來未の曲の歌詞などを入れこみ、わかりやすく説明してくれた。なぜだか最後にもう一度、「『Go together! 』一緒に頑張ろう!」で、全員「ハニー・フラッシュ!」の決めポーズをして終わった。
 結構、いい話が聞けた。しっかりノートにまとめた。自分で言うのもなんだが、私はノートを取るのが上手である。字は読みやすいし、コンパクトにまとめる。試験前は、私のノートが出回り、要領の良い俊介なんかは、授業に出ずそれだけで通る。

なぜだかつばきは、ノートを熟読しても落とすのだが…。 「アオイノート」によると今日の講演はこうだ。

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(原則一)恋愛とマッチングは同じ
 〜蠎蠅△辰討領=病院あってのマッチング
  *病院を知ることからはじまる
 好き嫌いは、個人の好み=自分に合う病院は人それぞれ
  *ブランド病院が必ずしも自分に合うわけでない
 9イ嫌い=重要視する点の違い
  *自分の選ぶポイントを決める
(原則二)成婚までの過程=マッチング決定
 ゞチ茲ある=約1千の病院と約9千の医大生の間の競争
  *駆け引き、騙しあい、抜け駆け、それを良しとする。
  *本当に好きなら、何度も足を運ぶ(同じ病院に複数回見学)
 ∋間制限がある=これから約1年間(6年生の秋まで)
  *計画的に見学に行く。最低3つくらい。
 成婚が徐々に難しくなる=医学生総数の1.2倍の定員枠。
  *特に、都会の人気病院は厳しい
(原則三)後悔のない結婚のための見極めポイント
 〜蠎蠅諒薫狼ぁ疉賊,諒薫狼ぁ平諭土地、気候)
  *結局、ここが一番大事。自分に合う雰囲気。
 ∩蠎蠅琉蕕辰心超=病院の教育環境(ハードやソフト)
  *病院の研修医のためのハード、プログラムの柔軟性、
 A蠎蠅寮験萠蓮畛愼確蓮併愼蛎寮と指導医数)
  *誰が、どのように教えてくれて、現場の指導医の数
  *カリスマ指導医が常に自分を教えてくれるわけでない
(プラス1)
 最後は、直感で飛び込む勇気を持って挑む

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著者プロフィール

崎長 ライト
崎長 ライト
長崎大学病院 医療教育開発センター長 浜田久之(内科医)
長崎県生まれ。

医者になりたかったのに、なぜか高校時代は文科系で、読書好きのラガーマン。浪人、大学中退、放浪、バーテンダー…、予備校講師を経てやっと医大生。

医学生時代は、学習塾経営。学生結婚しました〜。学習塾は大繁盛しバブル時代を謳歌しましたが、自分の成績は悪く、最後の模試は105人中100番(汗)。いい仲間のおかげで助けられて、何とか卒業しました(涙)。
初期研修は大学病院で、その後様々な地域の病院で一生懸命働きました、勉強もしました。引っ越し回数20回以上!市中病院の総合診療科病棟の立ち上げ後、トロント大学に家庭医学と医学教育を2年間学びました。これが、人生の転機となりました。 研修医教育(≒マッチング業界)歴は、15年くらいです。ほぼ毎日、1年次研修医の外来研修を熱血指導(半分嫌がられてますが…)しています!

資格:博士(医学)、博士(教育)、消化器病専門医、プライマリケア学会専門医など
趣味:思案橋でハイボールを飲みながら、世間話。特に、ジャニーズや芸能ネタは好きです(笑)。
小説:『小さな世界平和』 (※長崎新聞社新春小説大賞佳作)
   『フルマッチ』

著者より一言:アクセスしてくれて、本当にありがとうございます!超〜、感謝です。
       ハッピーの積み重ねを感じる力が大事(長崎大学病院 医療教育開発センターWEBサイトより)